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Git のリポジトリを履歴保持したまま ciklone に移行する方法

 

Suvbersion / Git / Mercurial のリポジトリを tracpath にインポートする機能がリリースされております。外部リポジトリをサイクロンに移行(Git / Subversion / Mercurial) をご確認ください。
以下のエントリーは古い情報となります。


Subversion のリポジトリを履歴保持したまま ciklone に移行する方法の Git 編です。
Git/Mercurialのリポジトリ移行はユーザの操作で可能です。

GIt の移行

はじめに

Gitは分散バージョン管理システムのためリポジトリが変更履歴を保持しています。Gitリポジトリを別サーバから移行する方法を説明します。

注意すべき点は、サイクロンのGitはチケット管理システムのコミットフック(commit-fook)が設定されているため事前にコミットフックの設定を変更する必要があります。

コミットフックを変更しない場合、インポートに時間がかかる場合があります。

手順

  1. サイクロンで新規リポジトリを作成
  2. サイクロンのコミットフック設定を無効にする
  3. Gitコマンド
  4. 移行されたデータの確認
  5. サイクロンのコミットフック設定を有効にする

1. サイクロンのプロジェクトにリポジトリを新規作成

サイクロンのプロジェクトに新規Gitリポジトリを作成します。

  1. リポジトリの追加をクリック
  2. リポジトリ名を「projectA」入力
  3. 「作成」をクリック

2. サイクロンのコミットフック設定を変更

サイクロンにログインし、管理画面のサイドナビゲーション[trac.ini] -> ticketをクリックします。
チケットの動作設定に関する設定画面が表示されます。

  • 項目名:commit_ticket_update_ignore_repositories
  • 変更時にチケットを更新させないリポジトリの名前を設定します。

テキストボックスに1)で新規作成したGitリポジトリ名を入力します。
複数入力する場合は「,(カンマ)」で区切ってください。

3. Git コマンドで移行

新規作成したサイクロン上のGitリポジトリにローカルにあるGitリポジトリを移行します。
サンプルとして Ruby の Git ライブラリである Grit をクローンして自分のサイクロンリポジトリに移行します。

リポジトリを取得します。

> git clone git://github.com/schacon/grit.git mygrit

Cloning into 'mygrit'...
remote: Counting objects: 4051, done.
remote: Compressing objects: 100% (2261/2261), done.
remote: Total 4051 (delta 1810), reused 3911 (delta 1733)
Receiving objects: 100% (4051/4051), 1.84 MiB | 636 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (1810/1810), done.

取得したリポジトリのクローン元情報を削除します。

> git remote
> git remote rm origin
> cd mygrit   ... ここは利用環境によって異なります。

サイクロンにリポジトリを移行します。

> git push --all origin

Username for 'https://.ciklone.com': user-name
Password for 'https://@.ciklone.com':
Counting objects: 4021, done.
Delta compression using up to 4 threads.
Compressing objects: 100% (2179/2179), done.
Writing objects: 100% (4021/4021), 1.84 MiB | 3.11 MiB/s, done.
Total 4021 (delta 1793), reused 4011 (delta 1786)
To https://.ciklone.com/git/

他サイト(サーバ)のリポジトリをサイクロンに移行することができました。

4. リポジトリの確認

ブラウザでサイクロンにアクセスし、リポジトリを確認します。

5. コミットフックの設定を戻す

1) コミットフックの設定を無効から有効にします。

コミットフックの除外リポジトリとして登録したリポジトリ名を削除して、「変更を適用」をクリックします。

以上で他サイト・他サーバで管理している Git リポジトリを簡単にサイクロンに移行することができます。

ぜひ、お試しください。

Subversionのリポジトリを履歴保持したままcikloneに移行する方法

Suvbersion / Git / Mercurial のリポジトリを tracpath にインポートする機能がリリースされております。外部リポジトリをサイクロンに移行(Git / Subversion / Mercurial) をご確認ください。
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こんにちは。

サイクロンをご利用されている皆様よりよくあるお問い合わせ内容について、これまで社内開発で利用しているリポジトリをサイクロンのリポジトリに移行したい。というお問い合わせがあります。

リポジトリには、コミットログ、ソースコードの差分、コミットしたユーザなど多くの情報が記録されており、プロジェクトの大切な資産の1つです。開発環境が変わったり、クラウドサービスを利用し始めたり、ソフトウェア開発のインフラはセキュリティが担保された上で、より便利で効率的な方法に移行することがあります。

このとき、これまで開発で利用していたリポジトリを新しい環境に移行して、開発を継続するための方法をバージョン管理システム Subversion,git,mercurialに合わせて手順を説明します。

現バージョンのサイクロンではユーザがSubversionの移行をするためには、データを当社に送付して頂く必要があります。今後のバージョンアップでユーザによるデータ移行が可能になります。ご期待ください。

Subversion の移行

はじめに

Subversionリポジトリをサイクロンに移行します。リポジトリの履歴を含めたデータの移行方法について説明します。履歴を含めない場合、エクスポート・インポートコマンドによりリポジトリの移動が可能です。

Subversionの場合、ユーザのみで移行するための機能が実装されていないため以下の手順となります。

  1. (ユーザ)のリポジトリからダンプファイルを生成
  2. ダンプファイルを当社に送付(セキュアなファイル受け渡し)
  3. ダンプファイル受領後、約1営業日内にユーザ領域にインポート
  4. あなたのアカウントでサイクロンにログインし、リポジトリを確認

1. リポジトリからダンプファイルを生成

サイクロンに移行したいリポジトリを svnadmin コマンドを使ってダンプします。

svnadmin dump  >
svnadmin dump /var/svn/project-1 > project-1.dmp

複数リポジトリがある場合、各リポジトリ毎にダンプファイルを作成してください。
ユーザの環境はWindows/Linuxどちらの環境でも問題ありません。OSに関係なく移行することができます。

2. ダンプファイルを当社に送付

ダンプファイルを当社に送付頂きます。送付前に当社にご連絡ください。
セキュアなファイル送付方法を提示いたします。

当社に送付頂くデータの扱い

にて説明しています。ご希望があればNDA(秘密保持契約)も可能です。お問い合わせください。

3. ダンプファイルのインポート

ユーザから送付されたダンプファイルを受領後、利用者のアカウントにインポートします。
これは約1営業日内の作業時間が必要となります。ご了承ください。

4. 通知とご確認

インポートが正常に完了後、ユーザに通知いたします。通知を受けましたら利用者のアカウントでサイクロンにログインしてください。
正常に移行されているか確認をお願いします。

さいごに、サイクロンのリポジトリURLからチェックアウトを行います。正常にチェックアウトされれば移行作業は完了となります。

[ciklone]1.11 RELEASE – リリースノート –

Git/ Subversion / Mercurial

Git/ Subversion / Mercurial

ciklone version 1.11 リリースをお知らせします。

本日、ciklone のリリースを実施しました。

ご利用のお客様は新しい機能を利用する事が出来ます。ぜひご利用下さい。

バージョンアップのご紹介

  • アカウントのロックアウト機能(セキュリティ施策)
  • ユーザアカウントによるバックアップが利用可能
    • 利用者より要望を多く頂いていた、ユーザによるデータのバックアップ機能が利用できます
    • これは、従来からサイクロンが実施しているシステムと利用者データのバックアップとは異なります。
  • コミットフックの高速化
  • Subversion リポジトリのコミットログを変更可能(ただし、更新者のみ)
  • ヘッダーのナビゲーションにヘルプリンクを追加
  • バグフィックス
  • フリープランでリポジトリ種類に「WebDAV」が利用可能

 

ご要望やバグ報告を頂きました皆様、まことにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

 

ユーザデータのバックアップ機能

プロジェクトとリポジトリのバックアップ機能

こんにちは、今回新機能の紹介を発表することができとても感謝しています。(サイクロンのユーザバックアップ(1.11 イテレーション計画)
サイクロンにユーザによるデータのバックアップ機能が実装されました。
これまで利用者様から多くの要望の声を頂き、先日リリースしました。

このユーザによるバックアップは、

  • チケット、Wiki、添付ファイル等のプロジェクト情報をバックアップ
  • リポジトリ(Git/Mercurial/Subversion)のバックアップ

が可能です。

従来から当社が行っていたシステム保全とデータ保全のためのバックアップではなく、ユーザによるプロジェクト毎のデータバックアップサービスとなります。当社のサイクロンに対するセキュリティ管理と施策はこちらをご覧ください。

バックアップはプロジェクトの管理者のみ実行することができます。

プロジェクト一覧画面からプロジェクト毎にバックアップすることができます。

プロジェクトのバックアップ

プロジェクトのバックアップ

 

プロジェクト情報(Wiki,ticket,File,Milestone)のバックアップ

  •  プロジェクト情報を全てバックアップ。ただし、リポジトリは含まれない。
  •  SQLlite形式でエクスポート(バックアップ)
  •  Zip形式で圧縮した上で、ユーザ領域にファイル暗号化
  •  ダウンロード時に暗号ファイルは復号
  •  プロジェクトのバックアップは1日に1回

プロジェクトのバックアップは「アクション」にある矢印アイコンをクリックします。データ量によっては時間がかかる場合があります。(100MBほどのデータで2,3分)

処理をしている間は「処理中」を表示するアイコンが表示されます。バックアップの完了した段階でダウンロードアイコンが表示されますので、ダウンロードを実施してください。

プロジェクトのバックアップ中

プロジェクトのバックアップデータ済み、ダウンロード

 

 

 

 

 

 

リポジトリのバックアップ

リポジトリのバックアップはGit/Subversion/Mercurialによって異なります。バージョン管理システムのリポジトリバックアップはログやコミット情報全てを含んでいるためサイズの大きいデータになる可能性があります。ご注意ください。

 

Gitのリポジトリをエクスポートする場合

Gitリポジトリのバックアップは、クライアントツールを使ってクローンを作成するという方法を利用します。
クローンの元になるGitリポジトリはアカウントで利用しているリポジトリURLを指定してください。

> git clone --mirror https://omae-178.example.com/git/synctest

以下のコードを定期的に実行すると、リポジトリの同期が可能です。

> git remote update

 

Subversionのリポジトリをエクスポートする場合

Subversionリポジトリのバックアップは、Subversionのバックアップツールである「svnsync」を使います。

  1. svnsync 用のファイルを Zip アーカイブでダウンロード
  2. ローカルマシンにダウンロードしたアーカイブを展開します
  3. 以下のコードを定期的に実行して、リポジトリとの同期を行います

 

> svnsync sync file:///C:/path/to/extracted/directory/

 

Mercurialのリポジトリをエクスポートする場合

Mercurialリポジトリのバックアップは、クライアントツールを使ってクローンを作成という方法を利用します。クローンの元になるMercurialリポジトリはアカウントで利用しているリポジトリURLを指定してください。

> hg clone --noupdate https://test.example.com/hg/repo-hg

以下のコードを定期的に実行すると、リポジトリの同期が可能です。

> hg pull

 

WebDAVの場合

WebDAVはローカルコンピュータにファイルをコピーするだけです。

 

サイクロンにユーザが取得したバックアップデータをインポートする方法は今後の提供を予定しています。
今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

 

アカウントのロックアウト

サイクロンはエンタープライズ利用を想定し、様々なセキュリティ対策とセキュリティ管理方針の上で運営されています。
今回は、1.11-RELEASE で新たに追加される機能「アカウントのロックアウト」について解説します。

サイクロンのアカウント管理には「アカウントロック」機能がありますが、ロックは管理者によって設定される恒久的なロック(アカウントの利用不可)であり、ロックアウトとは異なることに注意してください。

 

ロックアウトのポリシー

  •  不正な操作、異常な操作(主にパスワードの試行)が行われたアカウントは、一時的にアクセスを遮断します。
  •  遮断された状態を「ロックアウト」といい、ロックされたアカウントは一定時間アクセスすることができません。
  •  ロックアウトされる理由として、期間内に間違ったパスワードを指定し複数回入力された場合にアカウントを無効にする機能です。
  •  意図せずロックアウトされた場合、管理者アカウントにより解除することができます。
  •  管理者アカウントの解除以外に、一定時間が経過した場合にもロックアウトは自動的に解除されます。
  •  サイト所有者アカウント(特別な管理アカウント)もロックアウトされます。
  •  すでにログイン済みのセッションに対して、ロックアウトは影響しません。

ロックアウトされる条件

サイクロンでは以下の条件でログインをロックアウトします。

  •  あるアカウントで、7回以上ログインに失敗した場合、そのアカウントのログインを禁止します。
  •  試行回数がリセットするためには、ログインに成功、またはロックアウト解除によりリセットすることができます。

ロックアウトの解除

アカウントがロックアウトされると、ロックアウトされたアカウントは一定時間(ロックアウト後から30分間)アクセスすることができません。ロックアウトの解除は2つあります。

  •  ロックされてから30分経過後、ロックアウトは自動的に解除されます。
  •  管理者アカウントでユーザ管理画面からロックされているアカウントを選択し、ロックアウトの解除を実施します。

 

WebDAVによるプロジェクトチームのお手軽ファイル共有

サイクロンでプロジェクトチームのお手軽ファイル共有

こんにちは。

1.11-RELEASEからすべてのプランにおいて(フリープラン含む)、WebDAVによるファイル共有機能が利用できるようになりました。これまでは有料プランのみWebDAVによるファイル共有が利用できましたが、フリープランでもご利用可能になりました。

ciklone(サイクロン)は、ソフトウェア開発チームのためにバージョン管理システムとして実績のある、Subversion、Git、Mercurialをリポジトリとして利用することができます。

高度なバージョン管理を実現するための機能を提供していますが、プロジェクトチームのすべてのメンバーにとって使い勝手の良いツールでありません。PCに詳しくない管理者、開発補助するためのアルバイト、テスター、デザイナーのような人たちにとってプロジェクトの成果物をバージョン管理するメリットは理解できても、利用するための学習コスト、使い勝手が専門的すぎるため敷居の高さに躊躇する場面を見てきました。

 

サイクロンでは、1.9-RELEASE でWebDAV機能を提供しました。

利用方法についてブログ記事「マルチリポジトリにWebDAVが利用可能」やオンラインドキュメントでご紹介しています。

オンラインマニュアルでは、WindowsやMac、スマートフォン(iPhone/Android)からアクセスする方法を説明しています。

 

WebDAVをファイル共有サービスとして利用するとき

  • セキュリティは大丈夫か?
  • 遅い、動作がもっさりする

などが言われていますが、

  • ちょっとしたファイル共有にサクッと利用
  • 大きなサイズのファイル共有も簡単
  • バージョン管理するまでもない一時的なファイル共有
  • Windowsのエクスプローラーのような使い勝手
  • だれでも利用できる(許可されたユーザのみ)

痒いところに手が届くちょっと便利になる機能です。
ぜひ、ご利用ください。

クラウド型バージョン管理サービス – Git/Mercurial/Subversion

サイクロンでフリーアカウントを作成する

サイクロンのユーザバックアップ(1.11 イテレーション計画)

こんにちは、先日サイクロンの1.10-RELEASEを実施しました。
今回は開発チームで1.11-RELEASEに向けた「イテレーション計画」が決まったのでその一部をご紹介します。

最近、Amazon EC2のアメリカ東海岸にあるデータセンターが落雷による影響でサービスダウンが発生したり、レンタルサーバの大規模なデータ喪失が発生したりで、サービスの継続性と保護という基盤になる部分について改めて考えさせられました。

このような障害は過去にも起こっており、企業としてどれだけ対策していれば安心してもらえるのか、どこまで対策するべきなのか、悩みはつきません。

サイクロンがシステムとして実施しているデータの安全性と冗長性については、セキュリティ対策とセキュリティ管理で説明していますが、利用者から「自分のデータをバックアップしたい」「データをローカルに保存しておきたい」というお問い合わせを頂いておりました。

今回、開発チームでイテレーション計画作成を実施したときに最初に優先度を上げてやるべきとなった項目が「ユーザによるバックアップ機能」の提供でした。

これまではチケットのみ、リポジトリのみをローカルに保存することはできましたが、バックアップではありません。

1.11-RELEASEでは、「ユーザによるバックアップ機能」をご提供します。

この機能により

  • サイクロンが提供しているシステムバックアップ(データ保全のため)
  • に加えて、ユーザによるバックアップが可能になります。

利用者にとって使いやすく、セキュアで安定したサービスを提供できるようこれからも良いサービスを提供していきます。どうぞご期待ください。

fulmo 1.0 リリースと機能紹介

 

こんにちは。今回はオープングルーヴが開発したオープンソースのブラウザアプリケーション「fulmo(フルモ)」が大幅にバージョンアップしましたので紹介します。

fulmo はブラウザ専用のスクリーンキャプチャーとBTSへのバグレポート機能をもっています。これまでの機能は

  • Webアプリケーションのスクリーンショットを作成し、BTS(バグ管理)に登録
  • BTS(バグ管理)に新規チケット登録
  • 複数のサイトを管理、いつでも切替
  • Trac, Trac Lightning, ciklone に対応
  • 右クリックメニューやツールバーのアイコンからすばやくチケット登録
  • 対応ブラウザ: Google Chrome 12 以降、Firefox 3.6 以降 (IE、Safari、Opera には対応しておりません)

でした。今回、fulmo 1.0 に追加された機能は利用者から要望の多かった

  • Redmine 1.4/2.0 対応
  • 画像の編集機能
    • 図形描画(丸、四角など)
    • テキスト、ぼかし、直線、自由線
    • 保存、ライブラリ・スタンプ機能
    • ドラッグ & ドロップによる添付 (TracDragDrop プラグイン導入サイトのみ) や保存 (Chrome のみ)
    • などの基本的な画像編集機能が備わっています。
  • ドラッグ&ドロップでファイルを保存とチケット添付

スクリーンショット

   
開発の現場で必要な機能が追加され、これまで以上に使いやすく開発を強力にサポートします。

ダウンロードはこちらをご覧ください。

 

インストールについて(環境別)

fulmoを利用するためにはご利用の環境に合わせたfulmoプラグインをインストールしてください。

ciklone以外のBTSである、Trac / Redmine で利用する場合はサーバにプラグインをインストールする必要があります。fulmoはWindows / Mac OSXのどちらでも利用する事ができます。

ciklone(サイクロン)で利用する場合

cikloneでfulmoを利用するためには、ブラウザアドオン(拡張)をインストールするだけで利用することができます。

Trac/Traclightningで利用する場合

Tracでfulmoを利用するためには、サーバ側にTracのXML-RPCプラグインをインストールする必要があります。

ご利用環境に合わせてTracにプラグインをインストールしてください。Trac LightningはXML-RPCプラグインがインストール済みのため、導入済みのプラグインが「有効」になっていることを確認してください。

確認方法は、管理アカウントでTrac Lightningにログインして、「管理」-> 「プラグイン」 -> 「tracxmlrpc1.1.2-r9970」が有効になっていることを確認します。

Redmineで利用する場合

Redmineでfulmoを利用するためには、サーバ側にRedmineの「redmine_fulmo_helper」プラグインをインストールする必要があります。このプラグインは当社がオープンソースにて開発・提供しています。

redmine_fulmo_helperの詳細な情報やソースコードはgithubをご覧ください。

fulmoのオンラインドキュメントはこちらをご覧ください。

Redmineプラグインやfulmoについてのお問い合わせはこちらからお問い合わせください。

皆様のご意見によりさらに使いやすく改良していきます。

 

 

2分でfulmoの便利な機能を理解する

こんにちは。先日リリースした fulmo(フルモ)の新機能を2分で説明した動画をアップロードしましたのでご紹介します。

fulmo(フルモ)の新機能で注目して頂きたい点は、

  • fulmoからドラッグ&ドロップでciklone/Tracにファイル添付
  • ブラウザアプリケーションからスクリーンショットを保存しないでアップロードできる機能
  • キャプチャー画像に自動採番
  • オンラインマニュアル作成に便利
  • 各種のスタンプを利用可能
  • 見せたくない情報はぼかし機能でみせない
  • 図形描画(四角、丸、角丸のボックス、直線、矢印)

これまでは、不具合報告専用のチケット登録ツールでしたが、シンプルで実用的な画像編集機能が追加されました。

ブラウザアプリケーション開発者やドキュメント作成者、テスターなどの幅広い人たちに使って頂くためのアプリケーションにバージョンアップしています。ぜひご利用ください。

fulmo の紹介とインストールについては、こちらをご覧ください。

 

redmine_fulmo_helper – fulmo 1.0 用 Redmine プラグイン

fulmo 1.0 は Trac, Redmine に対応したブラウザ型のスクリーンキャプチャーでキャプチャーした画像を編集し、その画像を添付しつつチケット登録できるようになっています。

Redmine では REST API によりチケット操作が行えるようになっていますが、実際のところチケット作成を行うために必要な各カスタムフィールドの情報などを取り出す API が Redmine 1.4/2.0 に備わっていません。ですので、fulmo からチケット作成に必要な機能を追加する Redmine 用プラグインを実装しています。

https://github.com/opengroove/redmine_fulmo_helper

fulmo から Redmine に対してチケット作成を行う場合には、この redmine_fulmo_helper プラグインを導入します。

インストール方法

Redmine のバージョンによってインストール方法が異なります。(ソースは同じです。)

Redmine 1.4.x の場合

以下のコマンドを実行しプラグインをインストールします。$REDMINE_ROOT は実際の Redmine を展開しているディレクトリに読み替えてください。

また、インストールには git コマンドを使用しますので、git をインストールされていない場合には https://github.com/opengroove/redmine_fulmo_helper/zipball/master からダウンロードできる zip ファイルでインストールを行なってください。

% cd $REDMINE_ROOT
% ./script/plugin install git://github.com/opengroove/redmine_fulmo_helper.git

Redmine 2.0.x の場合

% cd $REDMINE_ROOT/plugins
% git clone git://github.com/opengroove/redmine_fulmo_helper.git

Redmine の Web サーバーを再起動

無事にインストールできた場合には、プラグインページで以下のように表示されているかと思います。

完了

redmine_fulmo_helper プラグインのインストールはこれで完了です。fulmo に Redmine の設定を追加してチケット登録を行なってみてください。