[ciklone]1.9 RELEASE – リリースノート –

1.9-RELEASE - リリースノート -

1.9-RELEASE - リリースノート -

ciklone version 1.9 リリースのお知らせです。
本日、ciklone のリリースを実施しました。ご利用のお客様は新しい機能を利用する事が出来ます。ぜひご利用下さい。

機能紹介

ご要望やバグ報告を頂きました皆様、まことにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

 

マルチリポジトリにWebDAVが利用可能

サイクロンのマルチリポジトリにWebDAVが利用可能になりました。

サイクロンのインシデント管理やチケット管理システムと連携するリポジトリサービスとして

  • Subversion
  • Git
  • Mercurial

が利用可能でした。ciklone version 1.9 から新たに「WebDAV」が利用可能になりました。

WebDAVとは…

クライアント(ウェブブラウザ)を使って、Webサーバ上のファイルやフォルダをコピー、移動、削除の操作を行うことが出来ます。Windowsのエクスプローラーを利用する事でローカルファイルを扱うようにファイル操作が可能です。

プロジェクトのファイル共有として、WebDAVが利用できることにより以下のメリットがあります。

開発チーム内のデザイナーや管理者

開発チーム内のデザイナー、管理者などの開発者以外のメンバーにとって、バージョン管理システム(Subversionクライアントなど)を利用する事は新たなツールの学習コストが必要となり、スムーズな導入の障害になっていました。この問題を解決するため、

  • バージョン管理するまでもないファイル群を共有する仕組み
  • プロジェクトで簡単にファイル共有する仕組み

WebDAVを利用する事で実現できます。

Windows/Macのファイルサーバの代替

開発を進めていくとき、多くの中間成果物やドキュメント、マニュアルなどのオフィスファイルが生成されます。サイクロンのリポジトリにWebDAVを利用する事で、

  • プロジェクトに関連するすべての情報を一元管理し、
  • ファイルサーバのように手軽にアクセス(ファイル操作)でき、
  • セキュアな情報共有が実現可能です。
  • ハードウェアを用意する必要がありません。
  • バックアップ・メンテナンスする必要がありません。

どのような開発チーム・メンバーにも簡単に使ってもらえる最適な開発プラットフォームを提供可能になりました。

ぜひ、サイクロンの新機能をご利用ください。

 

新規プロジェクト作成時に他プロジェクトの設定情報をコピーしてプロジェクト作成

サイクロンの新機能のご紹介です。

複数のプロジェクトを作成し、管理されている利用者様向けに「テンプレート・既存プロジェクトの設定をコピーして新規プロジェクト作成」のご紹介です。

プロジェクトを立ち上げてから最初に行う作業はサイクロンのシステム設定です。新規作成したときに設定するだけなのですが、毎回設定し直すのはとても不便です。設定項目だけみても

  • チケット分類
  • マイルストーン
  • 優先度
  • 解決方法
  • 重要度
  • 分類
  • バージョン
  • ワークフローの設定

など、会社やチームによってはプロジェクト毎に同じ作業をくり返すことになります。この同じ作業の繰り返しを楽な方法で実現する機能として、「設定済みのプロジェクトをコピー」を提供します。

プロジェクトのコピーでは以下の設定をコピーします。

  • チケットの属性(プロジェクト作成時に入力可能)
  • ワークフローの設定
  • チケットテンプレート
  • カスタムフィールド
  • 設定タブの詳細設定項目(trac.ini)

ぜひご活用下さい。

テンプレートからプロジェクト作成

テンプレートからプロジェクト作成

チケットのテンプレート(雛形)機能の説明

サイクロンの新機能「チケットのテンプレート」について説明します。

チケットのテンプレート機能は、チケットを新規作成するとき雛形となるテンプレート名を選択することで、チケットの詳細内容やチケットの属性に値を自動入力することが出来ます。これにより、開発者にとって有責な情報を報告してもらうためのバグ内容や手順等、必要な情報を報告者に通知することが出来ます。チケットのテンプレートを作成するときに参考になる考え方として、本ブログの「バグデータベースの効果と仕掛け」をご覧下さい。

サイクロンのチケットテンプレート管理の特徴

  • チケットのテンプレートをいくつでも作成することが可能
  • チケット分類に応じたテンプレートを作成可能
  • テンプレート毎にチケットの属性(分類、マイルストーン、重要度)が設定可能
  • テンプレートの編集、削除はプロジェクトの管理者のみ(権限が必要)

参考

Trac プラグイン:Trac Ticket Template Plugin

チケットのテンプレート機能

チケットのテンプレート機能

チケットのテンプレート管理

チケットのテンプレート管理

2012/04/16 Version 1.9 新プラン・新機能リリースのお知らせ

20120416

いつもtracpathをご利用頂き誠にありがとうございます。
本日、tracpathの新バージョンをリリースいたしました。
新機能追加、バグフィックスを実施しております。

ご要望やバグ報告を頂きました皆様、まことにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

OverlayViewPlugin – 添付ファイルを遷移しないでlightbox風にプレビューする

3月も終わりに近づきまだ肌寒さもあるものの陽射しは少しずつ春を感じさせるものになりつつありますね。

さて今回は「Trac で添付ファイルの中身を参照するのにいちいちページ遷移しないといけないのがめんどくさい」という話を聞いて、それを少しだけ解消するプラグインを作ってみたのでそれの紹介です。

インストール

1. easy_install でインストール

いきなりですが、さっそくインストールしましょう。easy_install に http://trac-hacks.org/svn/overlayviewplugin/0.12 を渡せばさくっとインストールできます。svn コマンドがない環境では、これではインストールできないと思います。その場合には手動でエクスポートを行い、エクスポートしたディレクトリを easy_install に渡すようにしてください。

C:>easy_install -Z http://trac-hacks.org/svn/overlayviewplugin/0.12
Downloading http://trac-hacks.org/svn/overlayviewplugin/0.12
Doing subversion checkout from http://trac-hacks.org/svn/overlayviewplugin/0.12 to c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-x_lmas\0.12
Processing 0.12
Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-x_lmas\0.12\egg-dist-tmp-ubt6k_
zip_safe flag not set; analyzing archive contents...
overlayview 0.12.0.1 is already the active version in easy-install.pth

Installed c:\traclight\python\lib\site-packages\overlayview-0.12.0.1-py2.6.egg
Processing dependencies for overlayview==0.12.0.1
Finished processing dependencies for overlayview==0.12.0.1

2. trac.ini でプラグインを有効にする

有効にしたい Trac プロジェクトの conf/trac.ini か inherit-file で共有している trac.ini でこのプラグインを有効にします。

# trac.ini
[components]
tracoverlayview.* = enabled

この後、Trac を動作させている Web サーバを再起動させます。

使ってみる


まずは、添付ファイルがあるチケットや Wiki ページへ行ってみましょう。そのページにある添付ファイル一覧からリンクをクリックすると、lightbox 風のビューでそのファイルを参照できるようになります。


また、画像以外の添付ファイルやタイムラインでの添付ファイルリンクでも同じように遷移せずにその場で参照できるようになります (ちょっと解りにくいですがロケーションバーの URL が /timeline です)。

こんな感じで添付ファイルの参照が少しだけ楽になるかと思います。こうしてほしいとか、ここおかしいんだけど、などありましたら trac-hacks のチケットかここのコメント欄にお願いします。それでは。

RSSリーダーを使ってプロジェクトの更新情報をチェック

こんにちは、サイクロンの便利な使い方をご紹介。
「RSSリーダー」を利用されていますか。ブログやニュースサイトで更新情報(RSS配信)を見たことがあると思います。RSSリーダーとは、ブログやニュースサイトで配信されているRSSを取得・購読するためのツールです。
RSS購読のためのツールはたくさんありますが、有名なところでは

メールやブラウザ型

  • Microsoft Office Outlook 2007
  • Thunderbird
  • Firefox
  • Opera
  • Becky

Webサービス

  • Google Reader
  • livedoor Reader

数多くのクライアント用アプリケーションが提供されているので自分にあったツールを選ぶことが出来ます。
ciklone(サイクロン)はこのRSS(フィード)を提供しています。以下のような特徴があります。

  • タイムライン、チケット詳細、レポート、カスタムクエリをRSS配信
  • プロジェクトの更新情報をすばやく確認
  • セキュアなアクセス(SSL)  ※アカウントのパスワードを変更した場合、RSSのURLもリセットされるため再設定が必要です。

多くのプロジェクトを管理していても、RSSリーダーを使ってプロジェクトの活動状況を素早く、簡単に確認することが出来ます。
ぜひ、この機能をご活用下さい。

 

“ciklone.com” メンテナンスのご案内(1/29)

いつもサイクロンをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

ciklone.com の計画メンテナンスを実施予定です。メンテナンス中は ciklone.com にアクセスすることはできませんのでご注意願います。

【実施予定日】: 1月29日(日) 22:00 – 01:00 (1月30日(月) -25:00)

【作業時間】: 約3時間を予定

【内容】: ciklone が利用している Amazon EC2 チューニングと サービスのチューニングを実施します。

【サービス】:メンテナンス実施中の約3時間はすべてのサービスにアクセスすることが出来ません。

 

今回のメンテナンスで ciklone のパフォーマンスを向上させるための作業を実施します。これまで以上に安定・高速なサービスのご提供が可能となります。 お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

メンテナンスに関するご質問は、こちらまでご連絡ください。

SAP:ソーシャルアプリ開発にクラウド(IaaS)を利用するメリット

「クラウドのメリットを一番享受できるのは、個人開発者、ソーシャルアプリ開発企業、IT系ベンチャー企業」

小さく・安く・始めて、成長に合わせてサービスレベルを向上させることが出来るクラウド・コンピューティングはそのような企業にとって大きなメリットがあると考えています。

クラウドは、開発環境、本番環境のインフラ、スケールアップ、運用負荷軽減を低リスクで担保できるサービスになっています。これからのアプリ開発でははじめるときにハードウェアのことをほとんど考えなくて良くなる、と言えます。

サービス提供者の役割によるメリットを簡単にまとめると、

経営者

  • システムの投資の無駄を排除 →「所有」から「利用」
  • 求めるサービス提供のためのハード購入費用がかからない
  • 素早いサービス立ち上げ

開発者

  • 開発環境の迅速な構築
  • スケールアップ・可用性向上
  • 本番リリースに向けたサーバ規模の設計を軽減
  • 負荷分散

運用者

  • 利用状況に応じた柔軟なリソース割当
  • システム運用負荷の軽減
  • ハード障害から解放(自前に比べて…

数年前まではデータセンターを借りて自前のハードを用意するか、ホスティングサービスを利用するかが一般的だったと思います。最近はクラウドを使うことで低コストでストレスなく(ハードの面倒を見る必要なく)始めることが出来る。スタートするときの敷居が低くなることはアプリケーションベンダーにとっては良いことです。
2,3年のスパンで見た場合、クラウドよりコスト面でメリットがあるサービスもありますがソーシャルアプリ・ソーシャルゲームに限ればベストなソリューションではないでしょうか。

新しいサービスをすばやく提供するために、その時、そのタイミングで最適なサービスを積極的に利用していきたいですね。

 

SAP:ソーシャルアプリ開発、インフラ構築時に使える10個のチェックリスト

ソーシャルアプリ開発者、とくにインフラを担当している技術者の方はシステム構成をどのようにしていますか。
最近の一般的だと思われるシステム構成とソーシャルアプリ開発のインフラ構築時に使える10個のチェックリストをご紹介します。
実際にソーシャルアプリやソーシャルゲームのシステム構成として稼働実績があるシステム構成になりますので参考になるかもしれません。

インフラ構築に使える10個のチェックリスト

  1. 必要なときにスケールアウト、スケールアップができるか
  2. トラブル発生時に問題箇所の原因特定できるか、可能ならその箇所を分離できるか
  3. トラブル発生時に担当者に通知がされ、その障害対応フローやエスカレーションがマニュアル化されているか
  4. 性能を考慮したハードウエア、OS、ミドルウエア(Apache、MySQL)構成、設定になっているか
  5. メンテナンス時間を最小化できるか
  6. ログファイルをいつでも参照、見える化(グラフ化)できるように管理出来ているか
  7. サーバの状態を常に把握できているか(全体PV、各ページPV,日毎、時間毎)
  8. WEBサーバ、キャッシュサーバ、DBサーバ、踏み台サーバの分離、機能の明確化ができているか
  9. バックアップ・リカバリの方法は確立されているか
  10.  監視用アプリケーションは正しく、漏れなく設定されているか

 

1. 必要なときにスケールアウト、スケールアップができるか

自前でマシンを用意する場合、ある程度余裕を持ったインフラを構築しておきたいものです。しかし多くのサービスでは必要最小限ではじめたい。という声があるのも確かです。(予算もありますし)

これがクラウドサービスを利用した場合、クラウドの一番のメリットと言える内容です。それぞれの意味を把握しておくと良いことがあるかもしれません。

  • スケールアウト(Scale Out) ・・・ 稼働する仮想サーバの台数を増やす機能
  • スケールアップ (Scale Up)・・・ 稼働するサーバ1台の性能をあげる

多くのクラウドサービスではこのスケールアウト、スケールアップは対応しています。その方法については開発しているサービスに合わせて手順書化しておくことがベストです。

ref:クラウドでよく言われる「スケールアウト」の反対の言葉って何だろう?

2. トラブル発生時に問題箇所の原因特定できるか、可能ならその箇所を分離できるか

障害対応やバグ対応でもっとも大切なことは「障害が発生したときの原因を突き止めること」です。

問題が分かってしまえば解決するための対策を行うことはそんなに難しいことではないですし、いつ解決するのかを見積もることも比較的容易に出来ます。インフラを構築する時は、この原因を突き止めるための材料(ログ、発生手順、システムの挙動、エビデンス)をできるだけ多く、楽に集める仕組みが必要ということを意識して、インフラを構築するべきです。

3. トラブル発生時に担当者に通知がされ、その障害対応フローやエスカレーションがマニュアル化されているか

多くのシステムでは有料、無料を問わず、使い慣れた監視システムやパッケージ等のソフトウェアを導入していると思います。監視システムにより障害を検知し、関係者にアラートできることは当たり前ですが、障害発生後の

  • 1次受付け
  • 問題の切り分け
  • 判断をする役割、管理者の判断の有無(ビジネス上の)
  • 担当者割当

が重要になります。障害が発生したときは、少なからず現場が混乱した状態になることが考えられますので落ちついて対処するためのルールやマニュアルを問題が起こる前に決めておくべきです。

4. 性能を考慮したハードウエア、OS、ミドルウエア(Apache、MySQL)構成、設定になっているか

アプリケーションの性質に合わせて、特にOS、ミドルウェアの設定は本番サービス開始までに必ず見直しをするべきです。
Apacheの設定ファイルやPHPの設定ファイルが環境によって異なっていたり、開発環境の設定になっている場合がよくありますので注意が必要です。Web#1とWeb#2は同じ役割のはずがApacheの設定やPHP.iniの設定が違う・・・は避けたいですね。

5. メンテナンス時間を最小化できるか

システムを長時間稼働させるように構成されたシステムにおいても、メンテナンスは多くのサービスで必要になります。ソーシャルゲームの場合、メンテナンス中は利用者が「アクセスすることが出来ない = 売上がない」、状態であるため可能な限りメンテナンス時間を最小化させる方法を考えるべきです。

  • メンテナンス中に実施している作業は本当に必要なのか・・・サービス停止しなくても良いのでは?
  • 夜間等のバッチ処理でできるのではないか
  • ジョブの順番や時間帯の変更は可能か

等の今より最適化することは常に考える必要があります。可能なら無停止アップデートができるのかを検討すべきです。

6. ログファイルをいつでも参照、見える化(グラフ化)できるように管理出来ているか

ウェブアプリケーションやソーシャルアプリでは、Apache、MySQL等のミドルウェアのログ、システムログ、アプリケーションログと見なければいけないログが散らばっており、さらにサーバによっても分散していると思います。開発や運用に多くの情報とヒントを提供するものがこのログファイルです。ログファイルをいつでも、すぐに参照できるように管理(集約、集計)することはとても重要です。

サービスが運用フェーズに入った段階でも、警告やエラー情報、タイムアウト等の異常をすぐに見つけ、原因を探す糸口として活用できるようになっているのかをチェックします。

7. アクセスの状態を把握できているか(全体PV、ページPV、日毎、時間毎、リソース)

サービス提供しているウェブサイトのアクセス解析を導入しているのか、また導入済みのアクセスログから自分たちに必要な数字を把握できているのかはとても重要なことです。直接利用者の動向を把握することが出来るツールになるため、自サイトのターゲットと実際の利用者の行動を把握するために活用できるような仕組みになっている必要があります。

8. WEBサーバ、キャッシュサーバ、DBサーバ、踏み台サーバの分離、機能の明確化ができているか

Webアプリケーションの場合、役割によってサーバを分けたりパフォーマンス向上のために分割したり、をよくやります。ボトルネックになりやすいDB(マスタ)やスレーブDB等、機能の明確化をメモ書きしておくことで

  • システムの全体像を把握したり、
  • 将来の拡張性を考える
  • 運用保守の補助資料として利用
  • チーム内で情報共有(どのようなインフラになっているかを説明出来る)

ができます。役割分担(機能分担)を明示することはとても重要になります。

ソーシャルアプリ開発プラットフォーム(クラウド環境)

ソーシャルアプリ開発プラットフォーム(クラウド環境)/開発・ステージング環境

9. バックアップ・リカバリの方法は確立されているか

アプリケーションやDBのバックアップを実施することは比較的容易に出来るのですが、

  • リカバリにどれくらいの時間が必要なのか、
  • 正常にリカバリできるのか

ということは問題になるのではないでしょうか。

バックアップ・リカバリについては本番機と同等のマシンでリハーサルを実施しなければ正確なリカバリ時間や問題点は見えてこない場合が多々あります。(見積だけでは理想値になりやすく、試験をしない場合、障害が起こったときに想定外のトラブルや取り返しの付かない問題が発生すると考えるべきです。)
どうしても開発中は開発が優先されるため、バックアップ・リカバリは後回しにされる場合がありますが、利用者データや自分たちのシステム保全はとても大切なことなので実際にやってみることはとても重要になります。それが運用マニュアルとして記録されているとベストです。

 

10. 監視用アプリケーションは正しく、漏れなく設定されているか

システムのリソースやサービス監視用の専用ツールはとても高機能で便利に利用しているサイトが多くあります。自分たちのアプリケーション特性にあったチューニングや設定ファイルになっているのかを確認すべきです。デフォルトのままというありがちなミスをしないように注意する必要があります。

 

ソーシャルアプリ、ソーシャルゲーム開発のプラットフォームを構築するインフラエンジニアは表に立って活躍する目立つ存在ではありませんが、縁の下の力持ちな人材です。ソフトウェア開発期間よりももっと長い期間、運用を支える大切な基盤環境を構築しなければいけません。
インフラに関する10個のチェックリストをあなたの開発チームでも確認してみてください。
これ以外にも大切なチェックはあると思いますので教えてもらえればインフラエンジニアのスキルアップに繋がりますのでご意見をお待ちしています。