tracpath は PyCon APAC 2013 のスポンサーとして協賛

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tracpath は PyCon APAC 2013 のスポンサーとして協賛

こんにちは、tracpath は PyCon APAC 2013 のスポンサーになります。

PyCon とは

PyCon は、Pythonユーザが集まり、PythonやPythonを使ったソフトウェアについて情報交換し、
交流するためのカンファレンスです。 
PyCon APACの開催を通してPythonの使い手が一同に集まり、他の分野などの情報や知識や知人
を増やす場所とすることが目標です。

PyCon APAC 2013 イベント内容

項目 内容
チュートリアル 2013-09-13(金)
カンファレンス 2013-09-14(土)-15(日)
開発スプリント 2013-09-16(月・祝)
テーマ The Year of Python
会場 工学院大学 新宿キャンパス
参加者数(予定) 500
トラック数(予定) 日本語: 2、英語: 2
参加費 検討中
運営 PyCon JP 実行委員会 PyCon APAC 2013 運営チーム
連絡先 2013@pycon.jp

tracpath

tracpath はtracの開発に携わっているメンバーとともに開発されたエンタープライズ向けの課題管理・バージョン管理サービスです。開発言語として Python をエンタープライズで利用しており、Python の発展に寄与したいと考えています。

日本国内で行われる大規模なイベント「PyCon APAC 2013」にぜひご参加下さい。

 

PyCon APAC 2013
 
 

[tracpath] チケットフィールドのグループ化とチケットフィールドをカスタマイズする

チケットのレイアウトをカスタマイズ

こんにちは、tracpath の新しい機能をご紹介します。

プロジェクトのタスクや課題、顧客の声、テスターのバグ報告にチケット管理システムを活用している利用者から多い要望として、「チケットの項目の並び替えをしたい、グループ化したい、非表示にしたい」がありました。

この要望に対応する機能「チケットレイアウト機能」をご紹介します。

tracpath へのご意見ご要望ありがとうございました。

 

チケットレイアウト機能とは

tracpath のチケット機能は、利用者が優先度やマイルストーンの項目をカスタマイズすることができませんでした。チケットの項目について可能なことは「コンポーネント」「マイルストーン」「優先度」「解決方法」「重要度」「分類」「バージョン」を表示しないようにするだけでした。非表示にするための方法も管理画面から項目を削除する必要があり手間のかかる操作が必要でした。

これまでのチケットレイアウト

チケットレイアウト機能を利用することで

  • チケット項目の並び順を変えることができる
  • チケット項目をグループ化することができる
  • チケット項目を非表示にすることができる、簡単に。
  • カスタムフィールドで利用者が追加した項目についても可能
  • チケットレイアウトのための分かりやすい管理画面

チケットレイアウトによりどのようなメリットがあるのでしょうか。

例えば、チケットの入力担当者の業務によって入力項目を分かりやすくグループ化したり、必須項目とオプションで入力する項目を視覚的に分かりやすく分けて表示したりすることが活用方法としてあります。

 

チケットレイアウト機能を使ってみる

チケットレイアウト機能は tracpath のプロジェクト毎に設定することが可能です。

チケットレイアウト機能

チケットレイアウト機能

チケットレイアウト画面

チケットレイアウト画面では、

  • グループの作成
  • チケット画面でグループを閉じた状態、開いた状態の管理
  • 作成したグループにチケット項目をドラッグ&ドロップで移動
  • チケット項目をドラッグ&ドロップで並び替え
  • 非表示

チケットレイアウト画面の説明

 

(1) グループを追加

「グループを追加」ボタンを押下すると新しいグループを追加することができます。グループ名は自由に決めることができます。

 

(2) グループ作成

新しいグループを作成したら、チケットフィールドにある項目をドラッグ&ドロップで新しいグループに移動します。並び順も変えることができます。

 

(3) 最小化チェックボックス

「最小化」チェックボックスはチケット詳細画面やチケット新規作成画面を表示した時、グループの項目を開いた状態、閉じた状態にすることができます。この機能は利用頻度の低い項目群に利用すると良いでしょう。

「×」は作成したグループを削除します。

最後に、「変更を適用」を押下してカスタマイズ内容を保存することを忘れないようにしてください。

チケットレイアウト画面

チケット詳細画面

レイアウトを変更したチケット詳細画面

チケットの新規作成画面

レイアウトを変更したチケット登録画面

ぜひお試し下さい。

[tracpath] 新しいユーザを招待する方法

ユーザを招待する 
こんにちは、tracpath の新しい機能をご紹介します。
プロジェクトに新しいメンバーを作成する場合、手間ですが1件ずつ「ユーザ名」「メールアドレス」「パスワード」を用意する必要がありました。

サイト管理者によってメンバーのパスワードを仮設定しておくことはよくある運用方法ですが、作成後に必ず担当者に周知しなければいけないことがあります。それは「ログイン情報とURLを連絡する」「ログイン時、初期設定済のパスワードを変更依頼」です。
 
作成するユーザが少ないときは大きな手間は掛かりませんが、10名以上のユーザを新規作成するときはとても手間が掛かってしまいますし、ケアレスミスをすることも考えられます。

ユーザ作成の手間とケアレスミス

このようにサイト管理者はプロジェクトメンバーが増える度にユーザを作成し、周知という作業を繰り返すことになります。
この手間を大幅に削減する機能をご紹介します。

 

ユーザの招待機能

 
サイト管理者にとっての課題だった

  • 新しいユーザの「ユーザ名」を決める
  • 新しいユーザの「初期パスワード」を決める(複数ユーザの場合でも同じパスワードは避けるべきです)
  • ユーザ作成後、利用者にURLと接続情報を周知する

をもっと簡単に安全にできるようになりました。

ユーザの作成方法が簡単になり、招待したユーザの状態(ログインし自分のパスワードを設定しかどうか)を把握することができます。

 

ユーザ作成

 
ユーザの招待

最初にサイト管理者で tracpath にログインし、「ユーザ・グループ」タブから「ユーザ作成」をクリックします。
入力する項目は2つのみです。ユーザ名とメールアドレスのみ。複数ユーザを同時に作成・招待することができます。また、必要なら送信メールにコメントを追加することできます。

 

招待メール

 
プロジェクトメンバーに招待されたユーザ宛にメールが送信されます。
メールには

  • tracpath のアクセスURL
  • パスワードの設定URL(24時間有効)
  • コメント

が記載されます。

サイト管理者は「ユーザ・グループ」タブのステータスから招待した利用者がログインししたのか、まだ利用していないのか、を知ることができます。招待メールを送ってからパスワード設定の有効時間である24時間を超えた場合はユーザに再招待メールを送付することができますのでご活用下さい。

招待メール例

 


[tracpath] 最近のアカウントアクティビティ機能が追加されました。

 

こんにちは、tracpath に新しい機能「前回のアカウントアクティビティ管理機能」が利用できるようになりました。
アカウントのアクティビティとは tracpath に関する最近のアクセス状況が表示されます。 これは、あたなのアカウントによる tracpath へのアクセス状況を確認することで不正にアクセスされていないか、知らない場所からの不正なアクセスがないか、調べることができます。

 

最近のアクセス履歴を確認するには

 

あなたのアカウントについて最近のログイン履歴を確認するには、tracpath にログイン後、グローバルメニューの「個人設定」>>「ログイン履歴」にアクセスします。 ログイン履歴には、直近24時間のログイン履歴とアクセスの種類(ユーザエージェント)、IPアドレス、時刻、認証結果が表示されます。

アカウントのアクティビティ機能

 

別のところからのログインがある場合

 
あなたのアカウントが別のところからアクセスがある場合、以下のようにアラートが表示されます。
他のセッションが見つかったからと言って、すぐに不正アクセスとはなりません。他のセッション情報が表示されている理由として、別のパソコンで tracpath にログインしていることが考えられます。会社から tracpath にアクセスしているときに、スマートフォンから tracpath にアクセスしている場合などが考えられます。

別の場所からのログイン

 

ログアウトしていないセッションが残っている場合

 
あなたのアカウントを利用してログイン後、ログアウトしていない場合は以下のように通知されます。
ログアウトしていない状態は、ブラウザの強制終了やネットワークの断絶などが考えられます。

ログアウトしていないセッションの確認

 

ユーザエージェントでログイン履歴を確認します。

 
ユーザエージェントは、tracpath にアクセスしたとき利用者がデータ取得に用いたソフトウェアまたはハードウェアを記録します。ユーザエージェント項目を定期的に調べることで、他の人による tracpath へのアクセスの有無とその時刻を知ることができます。 例えば、いつも利用するブラウザとは異なるブラウザ「Chrome」を利用していないにもかかわらず、Chrome のユーザエージェント情報が記録されている場合はアカウントの不正使用されている可能性があります。

Mac OS X 10.8.4 を利用して、Chrome からアクセス

 

Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_8_4) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/27.0.1453.110 Safari/537.36

Subversion クライアントからアクセス

 

SVN/1.6.17 (r1128011) neon/0.29.6

アカウントの最近のアクティビティを活用することで安心してご利用することができます。

 

自分のアカウントが不正使用されている可能性があるとき

 
アカウントが不正使用されている可能性があるときはセキュリティ対策手順を実施してください。

 
 

Shibuya.trac第14回勉強会

おおまえです。梅雨真っ只中じめじめして暑いので、片付けていたサーキュレーターを出しました。

さて、開催自体がかなりひさびさなのですが、先週金曜6月14日に Shibuya.trac第14回勉強会が開催されました。これに参加して簡単な発表をしてきました。↓がそのときのスライドです。Trac ベースの Apache Bloodhound と Trac のここ最近のことについてです。

勉強会に参加するのはひさしぶりですが、また何かの機会に参加したいですね。

[git] クローンからプルしてマージ、コミットしてプッシュする

 

こんにちは、最近流行の git(ギット)。
分散バージョン管理の概要を理解するためのコンテンツを公開しました。

 はじめてバージョン管理システムを利用する人、初学の人から、すでに開発に使っている人までこれまでのバージョン管理に比べ圧倒的に便利だ。という反面、「バージョン管理の利点と使い方はなんとなくわかる。が、分散バージョン管理はよくわからない」という声があります。私自身も git の利用を開始した当初は、「Index? HEAD? なにそれ? 」状態でした。

社内メンバー向けに作成し、お客様にも利用して頂いた資料をもとに新たに編集し直して公開します。(画像なども新たに編集)

この「git 基礎勉強」を読めば、
「クローンからプルしてマージ、コミットしてプッシュする」

の意味が理解できるようになります。

ぜひご覧下さい。

 


手書き風の画像は、だものメーカーを使っています。

チケットカレンダーでプロジェクトのタスクを「見える化」

 

こんにちは、tracpath の新しい機能「チケットカレンダー」をご紹介します。
trac プラグインとしてすでにリリースした TicketCalendarPlugin を tracpath で利用できるようにしました。

 

このプラグインは、チケットの対応予定を視覚的に分かりやすく「見える化」するためのプラグインです。
tracpath にはチケットを確認する方法として、メール通知、レポート機能、フィルタ機能、Excleエクスポートを提供しています。が、視覚的に確認する機能がありませんでした。チケットカレンダーによって、柔軟なフィルタ機能を利用して必要なチケットを見える化することが可能になります。

tracpath で利用するためにチケットにカスタムフィールドを設定する必要があります。
チケットカレンダーに表示するためには、チケットやマイルストーンに日付項目が必須となります。
日付項目に従ってカレンダーに表示するためです。

設定項目は2つのみです。

 

チケットカレンダーに必要な設定

 
チケットに新しい属性「開始日」「終了日」をカスタムフィールドから追加します。

カスタムフィールド
名称 タイプ ラベル デフォルト値 書式
start_date Text 開始日 空白 Plain
due_date Text 終了日 空白 Plain

 

名称の「start_date」「due_date」は一意な名前を付ける必要があります。start_date と due_date はユーザが自由に設定することができます。(設定方法については後述)
 


 

これで、チケットカレンダーが利用できるようになりました。
 
 

カレンダーのチケットを見る

カレンダーに表示されるチケットをクリックすると、チケットの詳細を吹き出しで表示します。チケットIDのリンクをクリックするとチケット詳細画面に遷移します。

 

月間カレンダーを見る

月表示のBOXカレンダーを表示します。グローバルメニューから チケット » チケットカレンダー をクリックして表示されます。

 

リストでチケットを見る

右上にある「リスト表示」をクリックするとチケットを今日の日付から1週間分リスト表示します。「先週のチケットを見る」「翌週のチケットを見る」をクリックすると先週・翌週のチケットリストを見ることができます。

 

チケットカレンダーのカスタマイズ

 
チケットカレンダーは標準の設定でそのまま利用する事ができますが、色やアイコンを自由に変更することができます。チケットカレンダーのカスタマイズ方法について説明します。

チケットカレンダーのカスタマイズ画面はプロジェクトの管理画面 » サイドメニューの ticketcalendar をクリックします。

 

チケットカレンダーのカスタマイズ項目
項目名 表示 デフォルト値 説明
週の開始日 first_week_day -1 カレンダーにおける週の最初の曜日を指定します。-1 の場合、ユーザのロケールに対応する曜日を使用します。それ以外の場合、指定した値を使用します。(0 が月曜日になります)
マイルストーン背景色 milestone.background-color #c2c2c2 マイルストーンの背景色を指定します
マイルストーンアイコン milestone.icon ui-icon-flag マイルストーンで表示する jquery-ui のアイコン名を指定します。
チケットの期日 ticket.due_date due_date チケット期日になるフィールド名を指定します
チケット期日の書式 ticket.due_date.format %Y-%m-%d チケット期日の書式を指定します。
チケット優先度の背景色 ticket.priority.color #fca89e, #ffad46, #7bd148, #8db3f0, #cca6ac チケットの優先度に使う背景色をカンマ区切りで指定します。優先度と背景色を明示的に指定することもできます。例: blocker:#fa6653, critical:#ffad46, …
チケットの開始日 ticket.start_date start_date チケット開始日になるフィールド名を指定します
チケット開始日の書式 ticket.start_date.format %Y-%m-%d チケット開始日の書式を指定します。
チケット分類のアイコン ticket.type.icon ui-icon-contact, ui-icon-lightbulb, ui-icon-check, ui-icon-gear, ui-icon-comment チケット分類に使う jquery-ui のアイコン名をカンマ区切りで指定します。 http://jquery-ui.googlecode.com/svn/tags/1.8.21/tests/static/icons.html を参照してください。チケット分類とアイコン名を明示的に指定することができます。 例: defect:ui-icon-contact, task:ui-icon-lightbulb, …

 

 

チケットカレンダーに利用できるアイコン集

 

ハードディスクの物理的な破壊と電子記録媒体破壊証明書

tracpath サービスはすべて Amazon のクラウドサービスを利用してそのメリットを享受しています。
が、開発環境や検証環境等、社内のすべてのハードウェアがなくなったわけではありません。どうしても手元で作業するために残さなければいけない機材があります。

サーバの入替のタイミングでハードウェアを仮想化・クラウド化に順次移行し処分しているのですが、すべてのサーバ機器をなくすためにはもうしばらく時間が掛かりそうです。このエントリーでは、当社が実施してる情報漏洩対策の一環をご紹介します。

ハードウェアの破棄は情報漏洩のリスクがあります。

このリスクとは、ハードウェアの記録媒体から情報を取得される、という点です。
企業の情報セキュリティを担当されている方も悩まれたことがあるのではないでしょうか。データ消去ソフトウェアを使って消去しても不安がある、処分方法が分からない、どこに依頼すれば良いか分からないなどの疑問があるかもしれません。

ハードディスク等の記録媒体のデータ消去作業はとても面倒ですが十分注意しなければ行けません。ハードディスクのデータ復旧サービスなど、特殊なツールや解析が可能なサービスを提供しているとおり、復旧できてしまう場合があるからです。

データ消去方法として

  1. データ消去ソフトを使って、無意味なデータで上書き
  2. 物理的に記録媒体を破壊

専門のサービスではこの2つの方法を実施することが多いようです。

当社が利用しているサービスの場合

  1. NSA(米国国家安全保障局)準拠方式にてデータを消去
  2. ハードディスクをプラッター部分、基盤部分、その他に分類し、物理的に破壊
    • CrushBox(日東造機)などのハードディスク破壊装置を使って筐体に穴を開ける破壊が主流ですが、利用しているサービスはプラッターの記録面が読み取れないくらいに破壊されています。
  3. 希望すれば)目の前で破壊を確認することができる
  4. 電子記録媒体機能破壊証明書の発行


このような方法で使わなくなったサーバ製品の記録媒体を処分しています。
数千円〜数万以内の価格で対応してもらえます。コストは掛かりますが確実な処分を行うことで安心します。

サーバ製品のハードディスクは破壊処理を行っていますが、メンバーが利用する開発端末(ノートパソコン)については、専用の消去ソフトウェアを使って無意味なデータで上書きする手法を使います。サーバ製品は外部の専門会社に依頼しますが、ノートパソコンは自分たちで実施しているからですが。。。

データ消去ソフトの実行はとても時間が掛かって手間ですが、データ漏洩したときのリスクを考えると必ずやらなければ行けない作業です。

IT事業者としてサービスを提供している当社の情報漏洩対策の一環をご紹介しました。

Tracチケット通知メールをHTMLメールで送るプラグイン

おおまえです。いつのまにか梅雨に入っていてすぐに夏なんだなぁ…陽射しは強いし暑いのは好きじゃないんです。(ぐったり……)

さて、なんか唐突な感じですが、今回は Trac からのチケット通知メールを HTML メールで送れるようにするプラグインを作ったので、それを紹介しようと思います。

Trac からのチケット通知メールは、固定幅フォント前提でカラムが76に入るように折り返しを行ってメールを作成してくるので、カスタムフィールドのラベルが長かったりすると、見辛い感じになってしまいます。

そこで、これを HTML メールとして作成できれば、固定幅フォントや76カラムの制約に拘らず比較的自由にレイアウトできるようになります。

インストール手順

1. easy_install でインストール

easy_install でインストールできます。

C:>easy_install -ZU http://trac-hacks.org/svn/trachtmlnotificationplugin/0.12
Downloading http://trac-hacks.org/svn/trachtmlnotificationplugin/0.12
Doing subversion checkout from http://trac-hacks.org/svn/trachtmlnotificationplugin/0.12 to c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-gjfkwq\0.12
Processing 0.12
Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-gjfkwq\0.12\egg-dist-tmp-mlpzpt
zip_safe flag not set; analyzing archive contents...
trachtmlnotificationplugin 0.12.0.1 is already the active version in easy-install.pth

Installed c:\traclight\python\lib\site-packages\trachtmlnotificationplugin-0.12.0.1-py2.6.egg
Processing dependencies for trachtmlnotificationplugin==0.12.0.1
Finished processing dependencies for trachtmlnotificationplugin==0.12.0.1

2. trac.ini でプラグインを有効にする

有効にしたい Trac プロジェクトの conf/trac.ini か inherit-file で共有している trac.ini でこのプラグインを有効にします。

# trac.ini
[components]
trachtmlnotification.* = enabled

3. SmtpEmailSender の代わりに HtmlNotificationSmtpEmailSender を使うように設定する

この HtmlNotificationSmtpEmailSender が HTML メールを作成します。

# trac.ini
[notification]
email_sender = HtmlNotificationSmtpEmailSender

4. [trac] default_language を ja などにする

HTML 部分を作成する際に、この言語設定を使うので ja などに設定しておきます。

# trac.ini
[trac]
default_language = ja

この後、Trac を動作させている Web サーバを再起動させます。

チケットを作成したりコメントしたりする

チケットを作成するとこのような感じのメールになります。

コメントしたときにはこのような感じ。添付ファイルもリストされます。

このプラグインの仕組み

現状の Trac にはチケット通知時のメール作成を代替させるようなインターフェイスはありません。ですので、実現するには Trac を修正するしかないのですが、このプラグインでは IEmailSender というインターフェイスを使って実現しています。

IEmailSender はメールの送信手段を提供するためのインターフェイスで、SMTP と sendmail コマンドで送信するコンポーネントが Trac 自体に定義されています。このインターフェイスを実装するとメールの送信を行うものなので、メール全体 (message/rfc822) がそのまま取得することができます。

渡ってきたメール全体から X-Trac-Ticket-URL ヘッダを探してチケットの ID とコメント番号を取り出します。そこからチケットを改めて取得し HTML メールになる部分を構築し、代わりにメール送信を行う、という仕組みになっています。

ざっくりした説明ですが、こんな感じです。それでわ。

【復旧】2013/05/23 05:48 – 06:36 の間、アクセスしにくい状況になりました

tracpath をいつもご利用頂きありがとうございます。tracpath のサービスにアクセスしにくい不具合が発生しました。現在は通常通りご利用可能です。影響範囲は以下の通りです。

  • 【障害発生日時】2013年5月23日(木) 05:48 – 06:36
  • 【障害の内容】サインアップ用サーバの CPU 負荷が増大しログインしにくい不具合が発生
  • 【影響範囲】サイトにアクセスしにくい:tracpath 全体

ご利用の皆様にはご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。