こんにちは、新しい Trac プラグイン「WikiGanttChartPlugin」をリリースいたしました。
このプラグインを使うと、Trac の Wiki やマイルストーン(ロードマップ画面)でガントチャートを作成することが出来ます。

動作しているスクリーンショット(イメージ図)は以下です。
WikiGanttChartPlugin
WikiGanttChartPlugin - Red
WikiGanttChartPlugin - Gray

このエントリーではインストールと初期設定について見ていきます。

1. easy_install でインストール

easy_install に http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12 を渡せばインストールできます。
svn コマンドがインストールされていない環境では、easy_install は利用できません。その場合、Trac-hacks の WikiGanttChartPluginから手動でダウンロードを行い、ダウンロードしたディレクトリを easy_install に渡すようにしてください。

$ easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12

TracLightning(Windows)の例:

C:\TracLight\bin>easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12
Downloading http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12
Doing subversion checkout from http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12 to c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\
temp\easy_install-eif74t\0.12
Processing 0.12
Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-eif74t\0.12\egg-dist-tmp-cj
zevi
error: wikiganttchart/locale\ja\LC_MESSAGES\wikiganttchart.po:37: unknown named placeholder u'lineno'
wikiganttchartplugin 0.12.0.1 is already the active version in easy-install.pth

Installed c:\traclight\python\lib\site-packages\wikiganttchartplugin-0.12.0.1-py2.6.egg
Processing dependencies for wikiganttchartplugin==0.12.0.1
Finished processing dependencies for wikiganttchartplugin==0.12.0.1
C:\TracLight\bin>

2. trac.ini でプラグインを有効にする

有効にしたい Trac プロジェクトの conf/trac.ini でこのプラグインを有効にします。(inherit-file で共有している trac.ini でも可能)

# trac.ini
[components]
wikiganttchart.* = enabled

WikiGanttChartPlugin は trac.ini でオプション設定が可能です。
オプション設定は必須ではありません。

[wikiganttchart]
ticket.default_type = 
ticket.due_date = due_date
ticket.due_date.format = YYYY-MM-dd
ticket.start_date = due_date
ticket.start_date.format = YYYY-MM-dd

この後、Trac を動作させている Web サーバを再起動させます。
ガントチャートの開始日[start_date]と終了日[due_date]を指定していますが必須ではありません。このフィールドはガントチャートのタスクからチケット作成するときに自動連動させることが出来ます。

利用するためにチケットのカスタムフィールドに「start_date」「due_date」2項目追加する必要があります。

例示した設定の場合

  • start_date ・・・作業開始日
  • due_date ・・・作業終了日

を設定しています。利用する前にカスタムフィールドを追加してください。
これでインストール作業は終了です。

利用方法の説明についてはこちらのエントリー「[trac][tracpath] Wiki書式によるシンプルなガントチャート(使い方)」を参照してください。

3. 設定の説明とカスタマイズ

WikiGanttChartPlugin は trac.ini で日付の書式や開始日、終了日に利用するカスタムフィールド名をカスタマイズすることができます。
WikiGanttChartPlugin の設定項目の説明と利用方法についてまとめています。

WikiGanttChartPlugin 設定一覧
解説 設定例
ticket.default_type ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの分類を定義します。(新規チケットを作成する際の使用するデフォルトの分類)
ticket.default_type = バグ
ticket.due_date ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの終了日を設定します。(必須ではありません)チケットの期限日フィールドの名前を指定します。
ticket.due_date = due_date
ticket.due_date.formatn チケットの期限日フィールドの書式。「YYYY/MM/dd」「YYYY-MM-dd」「YYYY.MM.dd」の3種類が設定可能です。
ticket.due_date.format = YYYY/MM/dd
ticket.start_date ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの開始日を設定します。(必須ではありません)チケットの開始日フィールドの名前を指定します。
ticket.start_date = start_date
ticket.start_date.format チケットの開始日フィールドの書式。「YYYY/MM/dd」「YYYY-MM-dd」「YYYY.MM.dd」の3種類が設定可能です。
ticket.start_date.format = YYYY/MM/dd

Wiki書式によるシンプルなガントチャート

 こんにちは、以前 trac や tracpath で利用する事を想定した「シンプルなガントチャート」を技術チームブログで紹介しました。
これまで会社内部のプロジェクトや関係者のみで利用してきましたが、やっと trac と tracpath 用にリリースすることができました。

Wiki書式によるシンプルなガントチャートについて、機能を紹介したいと思います。

Wiki書式によるシンプルなガントチャートの機能

シンプルな最小限の機能が利用でき、Excelのガントチャートより使いやすく、更新がしやすいことを目標に私達が「ガントチャートに求める点」を決めて開発してきました。

  • 「項目、開始日、終了日、進捗率、担当」の最小構成が管理出来ること
  • メンテナンスが簡単・・・ガントチャート作成に時間をとられたくない
  • サクサク変更できる・・・Web-UIとテキストベース(Wiki書式)による更新ができること
  • 更新履歴
  • 見た目がシンプルで分かりやすい

シンプルなガントチャート機能

  • trac / tracpath に対応したガントチャート機能
  • Wiki / マイルストーン でガントチャートを作成可能
  • シンプルな書式を入力するだけでガントチャートが作成可能
  • ガントチャートの項目からチケット作成が可能
  • ガントチャートの項目とチケット連携が可能
  • ガントチャートは「項目名、開始日、終了日、進捗、担当」が管理可能
  • 項目は階層化することが可能(3段階)
  • 進捗(%)を管理し、カラフルなバーで表示可能
  • テーマ機能(6色から選択)

Wiki書式によるシンプルなガントチャートの使い方

使い方はとても簡単です。Wiki / マイルストーンのページで新規ページを作成します。既存のページでガントチャートを利用する場合は「編集」します。

1. Wiki ページにガントチャートマクロを記述

 [[Gantt]]

これだけです。記述後、ページを更新します。

step01step02

2. ガントチャートを作成します。

ガントチャートにデータを作成する方法は2つあります。
1つは、ページの編集画面を開いて Wiki 書式を入力する方法です。

step03

もう1つはガントチャート上からマウスの右クリックでメニューを表示し、「タスクの挿入」を選択します。

step04step05

3. Wiki 書式による入力方法

Wiki書式による入力では以下のような入力ルールがあります。
入力ルールはとても簡単です。入力順番と階層の2つを理解してください。

  1. ガントチャートの項目はカンマ区切りで入力します。順番は「項目」「担当者」「開始日」「終了日」「進捗率」です。
  2. 空白で始まる行は階層構造を表示します。階層構造のレベルに制限はありません。

step06

開発マイルストーン, , 2014-07-01, 2014-09-30, 
要件定義, , , , 
 プロジェクト計画の作成, OG, 2014-07-01, 2014-07-11, 80%
 要件ヒアリング打合せ, OG, 2014-07-07, 2014-07-09, 50%
 技術調査, OG, 2014-07-07, 2014-07-14, 70%
   技術調査1, OG, 2014-07-07, 2014-07-14, 70%
   技術調査2, OG, 2014-07-07, 2014-07-14, 70%

4. ガントチャート上で入力する方法

ガントチャートを表示している画面で入力するための機能があります。ガントチャートの上で右クリックメニューを押下します。対応するメニューが表示されますので選択するだけです。すでに登録しているタスクはダブルクリックすることで編集画面を表示することが可能です。

step07step08

ガントチャートの操作メニュー

タスクの編集 タスクの編集用画面を表示し、対象のタスクを編集します。
タスクの削除 タスクを削除します。削除は即時実行されます。
タスクの挿入 新しいタスクを挿入します。タスクの挿入は選択した行の下に挿入されます。
サブタスクの挿入 新しいサブタスクを挿入します。
上へ移動 タスクを上に移動します。
下へ移動 タスクを下に移動します。
レベルを上げる タスクの階層を1つ上げます。
レベルを下げる タスクの階層を1つ下げます。
チケットの作成 新規チケットを作成します。新規チケットは「タスク」「開始日」「終了日」「担当」が設定されているときはチケットに自動反映されます。

サンプルデータ

サンプルデータを作成しました。Wikiに貼り付けてください。Wiki書式によるシンプルなガントチャート機能をすぐに利用する事が出来ます。

step09

= シンプルなガントチャート

{{{#!Gantt id="3124d31e34b0" style="blue"
開発マイルストーン, , 2014-07-01, 2014-09-30, 
定例ミーティング(要件ヒアリングの同時開催), OG, 2014-07-01, 2014-09-30, 
お客様イベント, , , , 
要件定義, , , , 
  プロジェクト計画の作成, OG, 2014-07-01, 2014-07-11, 80%
  要件ヒアリング打合せ, OG, 2014-07-07, 2014-07-09, 50%
  技術調査, OG, 2014-07-07, 2014-07-14, 70%
基本設計, , , , 
  アーキテクチャ設計, OG, 2014-07-14, 2014-07-25, 10%
  機能実現調査, OG, 2014-07-14, 2014-07-31, 0%
  システムデータ設計, OG, 2014-07-28, 2014-07-31, 
  外部連携プラグイン、技術調査, OG, 2014-07-22, 2014-07-31, 
詳細設計, , , , 
  No.01, OG, 2014-08-01, 2014-08-08, 
  No.02, OG, 2014-08-01, 2014-08-08, 
  No.03, OG, 2014-08-01, 2014-08-08, 
  No.04, OG, 2014-08-01, 2014-08-08, 
  No.05, OG, 2014-08-11, 2014-08-15, 
  No.06, OG, 2014-08-11, 2014-08-15, 
  No.07, OG, 2014-08-11, 2014-08-15, 
  No.08, OG, 2014-08-11, 2014-08-15, 
製造, , , , 
  No.01, OG, 2014-08-08, 2014-08-15, 
  No.02, OG, 2014-08-08, 2014-08-15, 
  No.03, OG, 2014-08-08, 2014-08-15, 
  No.04, OG, 2014-08-08, 2014-08-15, 
  No.05, OG, 2014-08-15, 2014-08-22, 
  No.06, OG, 2014-08-15, 2014-08-22, 
  No.07, OG, 2014-08-15, 2014-08-22, 
  No.08, OG, 2014-08-15, 2014-08-22, 
結合試験,  OG, 2014-08-22, 2014-08-26, 
統合試験(お客様確認試験),  OG, 2014-08-22, 2014-08-29,
移行作業,  OG, 2014-08-29, 2014-08-30,
リリース,  OG, 2014-08-29, 2014-08-30,
}}}

ソフトウェア品質シンポジウム2014(SQiPシンポジウム)

2014年9月10日から12日の3日間、ソフトウェア品質シンポジウム2014が開催されます。

ソフトウェア品質シンポジウムは、ソフトウェア品質に関する実践的な技術・経験・研究成果を発表し、共有するイベントです。これまで品質保証、SEPG、PMOのマネージャ、開発者、研究者が来場されるシンポジウムです。

ソフトウェア品質 SQiPとは

実践的で実証的なソフトウェア品質技術・施策の研究・普及を目的として、日本科学技術連盟の下に設置されたソフトウェア品質向上のための推進組織です。1980年にその前身の活動を開始し、2007年よりSQiP(Software Quality Profession)へと名称を変更しました。SQiPは、「ソフトウェア品質を良くしたい」という思いを共有する方なら、誰でも参加できるオープンな場です。

ソフトウェア品質シンポジウム 2014 イベント内容

項目 内容
チュートリアル 2014-09-10(水)
本会議1日目 2014-09-11(木)-15(日)
本会議1日目 2014-09-12(金)
会場 東洋大学 白山キャンパス
〒112-8606
東京都文京区白山5-28-20
連絡先 一般財団法人日本科学技術連盟 教育推進部第二課
ソフトウェア品質シンポジウム2014事務局

tracpath

tracpath はtracの開発に携わっているメンバーとともに開発されたビジネス向けのバグ管理・バージョン管理サービスです。

ソフトウェア品質に関する国内でも有数のシンポジウムである「ソフトウェア品質シンポジウム2014」にぜひご参加下さい。

 

http://www.juse.jp/sqip/symposium/
 
 

いつも tracpath をご利用頂き誠にありがとうございます。

tracpath の計画メンテナンスを実施予定です。メンテナンス中は tracpath にアクセスすることができません。今回のメンテナンスは tracpath が稼働している AWS EC2 インスタンス変更に伴う施策です。

  • 【実施予定日】: 2014年5月18日(日) 02:00 – 02:30 (5/17土26:00)
  • 【作業時間】: 約30分を予定
  • 【内容】: サーバメンテナンスのためのサービス停止
  • 【サービス】:メンテナンス実施中の約30分間はすべてのサービスにアクセスすることが出来ません。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い致します。
メンテナンスに関するご質問は、こちらまでご連絡ください。

 
 

tracpath のサービスは影響ありません

こんにちは、オープンソースの暗号化ライブラリである OpenSSL の脆弱性が発表された2014年4月7日以降大きな騒ぎになっており、多くのニュースに取り上げられました。

お客様よりセキュリティに対するお問い合せがあったため、ブログ記事として公開させて頂きます。
tracpath は OpenSSL を利用していますが、脆弱性の影響はありません。脆弱性発表があった以降、すべてのサービスについて調査を実施し、影響がないことを確認しております。

[JPCERT/CC]OpenSSL の脆弱性に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2014/at140013.html

[IPA]OpenSSL の脆弱性対策について(CVE-2014-0160)
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140408-openssl.html
[IPA]OpenSSL の脆弱性に対する、ウェブサイト利用者(一般ユーザ)の対応について
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140416-openssl_webuser.html

もし、脆弱性のある OpenSSL を利用していたら…

証明書の秘密鍵とユーザのパスワード・セッションクッキーの漏えいが主なリスクです。
つまり、証明書は再発行する必要があり、利用者のパスワードは再設定が必要になります。

 
 
 
 

20140304_メンテ

 いつもtracpathをご利用頂き誠にありがとうございます。
tracpath の計画メンテナンスを実施予定です。メンテナンス中は tracpath にアクセスすることができません。 今回のメンテナンスは tracpath が稼働しているAWSのサーバメンテナンスによる施策です。

  • 【実施予定日】: 2014年3月9日(日) 03:00 – 04:00(土曜深夜)
  • 【作業時間】: 約1時間を予定
  • 【内容】: tracpath が利用している Amazon EC2(AWS) のサーバメンテナンスのためのサービス停止
  • 【サービス】:メンテナンス実施中の約1時間はすべてのサービスにアクセスすることが出来ません。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い致します。
メンテナンスに関するご質問は、こちらまでご連絡ください。

 


 

 

 こんにちは、tracpathの新機能をご紹介します。
チケットのカスタムフィールドに新しい型が追加されました。tracpathはバグ管理、インシデント管理として優れたチケットシステム機能を提供しています。

 多くのご要望を頂いていた「カスタムフィールドのタイプに日付、複数選択、ユーザリスト、チケット番号、日時」などを設定することが出来るようになりました。
チケットのカスタムフィールドに多くのタイプを追加することによって

チケットの入力方法を統一し、表記ゆれをなくすことが可能

になります。

 それでは、カスタムフィールドに追加された新しい型と既存の型を合わせて一覧表にしましたのでご覧下さい。

カスタムフィールのタイプ一覧

No 項目名 説明 イメージ
1 Text(テキスト型) テキスト型はテキストの入力欄を作成し自由入力が可能。入力方式として「テキスト」または「Wiki」が選択可能 Text(テキスト型)
2 Select(セレクト型) セレクトボックスを作成。選択可能なリストデータを作成することが可能 Select(セレクト型)
3 Checkbox(チェックボックス型) チェックボックスを作成。 Checkbox(チェックボックス型)
4 Radio(ラジオボタン型) ラジオボタン型を作成。ラジオボタンは複数の選択肢から1つのみ選択することが可能 Radio(ラジオボタン型)
5 Textarea(テキストエリア) 複数行のテキスト入力欄を作成し自由入力が可能。テキストエリアのサイズを「縦:」「横:」を指定可能 Textarea(テキストエリア型)
6 日付型 テキスト型の入力欄を作成し「日付型」の型チェックが可能。日付型のフォーマットは3種類「YYYY-MM-DD」「YYYY/MM/DD」「YYYY.MM.DD」から選択可能 日付型
7 日時型 テキスト型の入力欄を作成し「日付と時刻」の型チェックが可能。日付型と日時型を合わせたフォーマットは3種類「YYYY-MM-dd hh:mm:ss」「YYYY/MM/dd hh:mm:ss」「YYYY.MM.dd hh:mm:ss」から選択可能 日時型
8 数値型 数値型はテキスト入力欄を作成し、指定した「精度」「桁数」によって数値入力チェックが可能。ただし入力チェックはチケット更新時に検査される。 数値型
9 チケット型 チケット型はテキスト入力欄を作成し、チケットの内容や番号をあいまい検索が可能。検索候補を選択するとチケットNoが選択可能。単一選択と複数選択はどちらかを指定することが可能。 チケット型
10 ユーザ名型 ユーザ型はテキスト入力欄を作成し、プロジェクトに属するユーザ名・メールアドレスの入力を補完する。単一ユーザ選択と複数ユーザ選択を選ぶことが可能。 ユーザー型

チケットを業務に合わせてカスタマイズする

 カスタムフィールドに新しい型のフィールドを作成することが出来るようになったことで、tracpathのチケットシステムはさらに使いやすくなりました。
チケットシステムをさらに便利にする機能を3つ紹介します。

 

チケットのワークフロー管理

 チケット作業が完了した後で、その作業を検証する必要がある場合など、
テストチームが検証するため「確認待ち」ステータスを追加したワークフローが可能です。

 

 エンタープライズ開発のチームはソフトウェアのバグが発見されたとき、バグ発見者と開発担当者、テスターが異なる場合が多く、修正後に開発者がチケットを「完了」とすることはオススメしません。バグ発見者またはテスターによる修正の確認が実施されてから「完了」にするべきです。

 そのために必要なワークフローを定義することが可能です。ワークフローはブログ「チケット管理にオススメするワークフロー設定」で解説しています。

 

チケットのレイアウト

チケットレイアウト機能は、チケットの並び順やグループ化、表示・非表示を管理することが出来る機能です。チケットレイアウト機能を利用することで

  • チケット項目の並び順を変えることができる
  • チケット項目をグループ化することができる
  • チケット項目を非表示にすることができる、簡単に。
  • カスタムフィールドで利用者が追加した項目についても可能
  • チケットレイアウトのための分かりやすい管理画面

詳細はブログ「チケットフィールドのグループ化とチケットフィールドをカスタマイズする」で説明しています。

 

チケットのテンプレート(雛形)

tracpathのチケットシステムはチケットテンプレート機能があります。
特徴として

  • チケットのテンプレートをいくつでも作成することが可能
  • チケット分類に応じたテンプレートを作成可能
  • テンプレート毎にチケットの属性(分類、マイルストーン、重要度)が設定可能
  • テンプレートの編集、削除はプロジェクトの管理者のみ(権限が必要)

詳細はブログ「チケットのテンプレート(雛形)機能の説明」で説明しています。


コミットのメール通気

 

こんにちは、tracpathの便利な機能の紹介です。ソースコードの管理にバージョン管理システムを利用しているときチームメンバーのコミット(commit)を通知して欲しいと思ったことはありませんか。
Git / Mercurial / Subversion のリポジトリで開発作業をしているときチームメンバーのコミットを関係者にメール通知する機能をご紹介します。

 

tracpathはサポートしているバージョン管理システムに対応した柔軟でパワフルなリポジトリ通知機能を持っています。

 

リポジトリ通知の特長

 

リポジトリのコミット通知を受け取りたい場合は、リポジトリにチェックマークを入れるだけでコミット通知されます。これは、Git / Mercurial / Subversion すべてのバージョン管理システムで利用することが出来ます。

コミットを通知する設定

さらに大規模なリポジトリや大規模チーム開発で効果的に利用することが出来る、trunk(トランク)、branches(ブランチ)のパスを指定して特定のコミットのみを通知することが可能です。

例えば

  1. パスを指定する・・・trunk/,branches/ ディレクトリは以下のパスに対するコミット通知させることが可能
  2. ブランチ名を指定する・・・ticket や issue で始まるブランチ名をコミット通知させることが可能

リポジトリ毎のコミット通知設定

 

メール通知の設定方法

 

設定方法はとても簡単です。プロジェクトのリポジトリ毎に設定を行います。グローバルメニューの「個人設定」->「通知」をクリックしてください。

コミット通知の設定方法

 

メール通知される内容

 

開発中のリポジトリにコミットされると関係者にコミット通知メールが自動送信されます。
自動送信されるメールの例を以下に紹介します。ここではすべてHTMLメールになっていますが個人設定でテキストメールに変更することが可能です。

Git のブランチ master-0-2 を作成

git create

Git のブランチ master-0-2 を削除

commit-f11-git-delete

Git のブランチ master-0-2 を更新

commit-f11-git-update

Mercurial のコミット通知

commit-f11-mercurial-create

 

tracpathのコミット通知機能

 

 tracpathはリポジトリのコミット通知機能をだれでも簡単に利用できるようにし、開発を効率的にしたいと考えています。社内のリポジトリに便利な機能を設定したり、環境を構築したり、、、tracpathを利用すれば、開発者にとって必要な開発環境の整備や保守に時間を使う必要はありません。すこしでも自分たちの製品開発に時間を使って欲しいと考えています。

 コミットをメール通知するメリットとして、
エンジニア全員が他のメンバーの作業状況をリアルタイムに把握することでコードを多くの目に触れさせることに意味があると考えています。
ソースコードのコードレビューに繋がり、ソースコードの最適化アイデアやリファクタリングが議論されることを期待しています。

 すべては「よりよいソースコードにすること」と「製品の品質向上」に繋がると考えています。

ぜひ、リポジトリを利用されているエンジニアの方は「リポジトリのコミット通知機能」をご利用ください。


Gitによるクローズドなリポジトリサービス tracpath

 

 チケット管理システムは、ソフトウェア開発者がバグ管理で利用したりテスターが障害報告で利用したり、プロジェクトの開発工程ではタスク・課題管理として活用される場面が多い。
また、情シスやITサポートではITILの一つである「インシデント管理」に利用されている。

 このような利用方法はtracpathのチケットシステムにより実現している。

バグ管理、インシデント管理、課題管理、タスク管理….管理対象の1作業毎すべてtracpathのチケットシステムで管理することが出来る。

 このようにチケットシステムの使い方によって様々な状況に対応した利用方法が考えられるが、これはチケットシステムが以下の共有した要求を管理することが出来るからである。

チケットシステムが備えるべき機能

  1. 何をすべきか、内容を説明するカラム
  2. 誰がすべきか、担当を割り当てる
  3. いつまでにすべきか、期限を設定する
  4. 重要か、緊急か、優先度を設定する
  5. どうなった、今の状態を設定する

この5つのポイントを管理することが出来れば多くのタスクを漏らさず正しく管理することが出来ると考える。

でもチケットシステムでインシデント管理やバグ管理が出来るからといってもデータ登録(チケット登録)という一番手間のかかることは避けることが出来ない。

Excelをつかっても他のプロジェクト管理ツール、ToDoツールも同様である。
「チケットを作成する」という手間のかかるけど一番重要な点について、tracpathを使ったベストプラクティスを紹介する。

 

チケット作成のベストプラクティス

 

tracpathチケット作成に使えるベストプラクティスの紹介。

 

その1. チケットテンプレート機能による入力の標準化

 
 チケットは思ったときにすばやく正確に登録することが出来る必要がある。ベストプラクティスの一つ「チケットのテンプレート機能」を有効活用すれば、「正確に記録する」「だれでも標準化した入力ルールを使ってチケット作成できる」ようになる。

チケットのテンプレートはいくつでも作成することができるが、オススメは分類の種類と同数が良い。
分類は「タスク、インシデント、障害、問合せ、議論」などのチケットの大きな種類を定義する。チケットの種類毎で入力すべき情報は大きく異なる。だから分類の種類に合わせてテンプレートを作成することをオススメする。

チケットテンプレート機能による入力の標準化

チケットのテンプレートの作成方法はこちらのページで解説している。

 

その2. メール送信によるチケット作成

 

 「チケット作成するときは必ずブラウザで画面を開いて決められた入力項目に正しく入力してください。」

インシデントや障害発生したときは、できるだけ早く問題を解決する必要がある。緊迫した状況でこんな悠長な対応は出来ない。担当者は障害内容によっては、管理者と現場から矢のような催促とプレッシャーを受けている可能性もある。できるだけ、シンプルなユーザインターフェース、可能なら自動でチケットを作成するようなアイデアが欲しいと思っていた。

同じような課題を抱えたITサポートチームにとってのベストプラクティスの一つが「メール送信によるチケット作成」である。

例えば、「Zabbix や nagios によるシステム障害のとき送信されるアラートメール」「業務システムによるユーザサポートが必要な緊急アラートメール」「サポート部門用のメールアドレスに送られる雑多な障害報告メール」など、すでに稼働しているアプリケーションや監視の仕組みを利用して、tracpathのチケット作成を自動化することが出来る。

メール送信によるチケット作成

メールでチケット作成の使い方はこちらで詳しく解説している。

 

その3. 使い慣れたメール、返信メールでチケット更新

 
 3つ目のベストプラクティスは「チケット通知されたメールに返信でチケット更新」ができる点である。
目立たない機能であるが、「すばやく情報を通知したい」「関係者に現在の状況を報告したい」というとき、なによりも早さを優先したい要望を実現する。

そう、面倒なブラウザを起動させ対象のページ(チケットの詳細ページ)にアクセスする必要がない。いつも使っているメールソフトの該当プロジェクトフォルダに配信されるtracpathの通知メール。これに返信するだけで関係者に状況を通知することが出来る。

チケットの通知メール(メッセージ)ヘッダーを見てみると

ticket+570*{project-name}*{your-host.tracpath.com}+{約16桁の16進数}@mail.ciklone.com

このようなメールアドレスが表示される。
これがプロジェクト{project-name}のチケット(#570)に対する更新を可能にする。
使い慣れたメールソフトで返信するとチケットが更新される。

使い慣れたメール、返信メールでチケット更新

 

その4. ブラウザ専用ツールによるチケット作成(XML-RPC)

 

 チケット作成を面倒とおもっている人は本当に多い。
だからブラウザエクステンション(拡張ツール)の「fulmo」を作った。
画面のスクリーンショットを取得して、編集も出来るし、そのままスクリーンショットを自動添付してチケットが作成出来るという優れものである。

ブラウザ専用ツールによるチケット作成(XML-RPC)

多くのスクリーンショットを掲載しているのでぜひこちらのスクリーンショットをみて欲しい。

 

その5. チケットを一括インポート、一括エクスポート

 

 インシデント管理やバグ管理をクラウドで管理するのは理にかなった良いサービスであることは理解しているが、「どうしてもExcelが好き」「Excelで操作したい」という声を聞く。

tracpath ベストプラクティスの5つめ「Excelをつかってチケット管理」のための機能を紹介する。
いつもはExcelを使ってチケットの進捗やステータスを更新。そのためにtracpathには強力なエクスポート機能がある。(チケットのエクスポート方法)

さらに、エクスポートした「Excel用ファイル」「CSVファイル」を一括インポートすることが出来る。(チケットのインポート方法)

tracpathのインポートが優れている点は

  • エクスポートしたときの「Ticket-id」があれば、チケットを自動更新
  • 「Ticket-id」がなければ、チケットを新規作成

する点である。

この一括エクスポート、一括インポートをうまく活用すればExcelでチケットを管理することが可能である。
(でもオススメはブラウザによるチケット管理であるが…)


itile-tracpath

 

こんにちは、tracpath はプロジェクトの活動状況をメールで通知します。Wikiが更新されたとき、チケットが新規作成、更新されたときに通知します。本ブログではアカウント毎に受信するメール通知機能についてご紹介します。

メール通知とは

メール通知機能とは、プロジェクトでのチームメンバーによる活動があったときにメールを使った通知を行います。メール通知によって、担当するチケットの変更時をすばやく確認したり、他のメンバー作業の進捗があったことを共有することが出来ます。
作業進捗の詳細が知りたい場合、メールのURLをクリックすることで tracpath の該当データを確認することが出来ます。

通知の設定

通知の設定はプロジェクト毎に行います。プロジェクトページまたはダッシュボードから右上の「個人設定アイコン」->「通知」をクリックします。

1.14.005

(1) メールによる通知

メールの形式を選択することが出来ます。選択できるメール形式は「テキスト形式」と「HTML形式」です。

1.14.0021.14.003

(2) デフォルトに戻す

(3)通知設定を初期状態(デフォルト)に戻します。

(3) 通知設定

プロジェクト毎、個人毎に設定することが出来る通知設定条件の一覧が表示されます。
通知条件は優先度「高」〜「低」があり、tracpath は優先度「高」から順番に評価し条件に一致するメールを送信します。
メール通知設定の項目はドラッグ&ドロップや「↑」「↓」で順番を変更することが可能です。

プロジェクトの全ての変更をメール通知したい場合

「すべてのチケット変更次に通知」を「する」に変更します。

1.14.006

メール通知をゼロにする場合(通知しない)

通知「しない」を選択します。

1.14.007

(4) Wikiページの通知設定

Wikiページの通知設定はページ名を指定することが出来ます。ワイルドカードを利用することが出来ますので、特定の話題に関するWikiページや特定のカテゴリに関するWikiページが更新されたとき通知を受けることが出来ます。

ここではワイルドカードを使うことができ、ページ名が ‘Trac’ で始まるページを通知させるには次の内容を入力します: Trac*

すべての Wiki ページの変更通知を受け取るには単に * だけを入力するようにします。

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HTMLメール

スクリーンショットの例では、Wikiページに「meeting(打合せ)」に関するページが更新されたときにメール通知されます。

ユーザガイド

「通知」機能の設定方法については「通知」の設定する方法をご確認ください。