バグデータベースの効果としかけ

ciklone blogをご覧の皆さま、こんにちは!   桜の花も散り始めていますね。

前回は、cikloneを使って、部門レベルにおいて課題、バグ情報の共有を実現したE社様の導入事例を紹介しましたが、「そもそもバグ管理には何が必要なの?」という基本的なことに戻って書いてみます。

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Wikipediaによると

バグ管理システム(バグかんりシステム)とはプロジェクトのバグを登録し、修正状況を追跡するシステム。バグトラッキングシステム(Bug Tracking System:BTS)とも呼ぶ。バグ管理システムの多くは、Webサーバ上で動作し、Webブラウザ経由でアクセスできるようになっている。バグ管理システムはソフトウェアを開発する上での必須アイテムになりつつある。

さらに、バグ管理に必要な基本的な機能として、バグのライフサイクルのワークフローによる一元管理(バグの投稿〜完了までのバグ情報の管理)、バグの検索と履歴管理、バグ更新時のメール通知機能などが挙げられます。

バグ管理に必要な5つの条件とは

私達は、バグ管理に必要な条件は次の5つだと考えました。ch_bugtask

  1. プロジェクトメンバー全員が確認できること
  2. 最新版が管理されていること
  3. 問題の解決状況がひとめでわかること
  4. 過去のバグも管理されていること
  5. 担当者、対応期日が管理されていること

そこで、cikloneではバグ管理の条件を満たすバグデータベースに加えて、プロジェクトメンバーのタスク管理やバージョン管理(ソースコード管理)コミュニケーション環境を備えることによって、Wikipediaによる定義以上の「協調・反復アプローチによるソフトウェア開発」を実現するのです。ここがとても重要なポイントだと思います。

バグデータベースの構築

cikloneでバグや課題のデータベースを作成すると、常に、「だれが、いつ、なにをする|しなければいけない」というタスク管理ができ、過去のプロジェクトにおいて発生した障害、ナレッジ情報を検索できます。でも、導入のためのバグデータベースを一から構築するのは大変そうだなあ、という不安をお持ちの皆さんには朗報です!

  1. ブラウザさえあれば、すぐに利用できます
  2. 1プロジェクト無料で利用し続けることができます
  3. スプレッドシートで管理していたバグをWebから簡単登録できます
  4. バグの最新状態もレポートで確認できます
  5. バグを1件ごとに履歴管理します(「現在のバグ数」「対応状況」「期限」「担当者」ごとに把握)

このようにして、一旦バグデータベースを作ってしまえば、過去のバグも簡単に全文検索できますし、過去のプロジェクト事例、対応事例などのノウハウも活用できるのです。

あともうひとつ重要な点は、cikloneにはプロジェクトの進捗と共にノウハウ・文書化をしていく仕掛けがあることなのです。この点については、後日にでもご紹介いたしましょう。

無料版での利用が可能なので、皆さまも是非、御検討下さい。


バグデータベースの効果としかけ” に1件のフィードバックがあります

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