2014/12/22 年末年始休業のお知らせ

 平素より弊社ならびに弊社tracpathをご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、tracpathサポートは下記の期間お休みを頂きます。

2014年12月29日(月)~2015年1月4日(日)

この期間中のお問い合わせフォームおよびE-mailによるお問い合わせは、24時間お受け致しますが、2015年1月5日(月)以降に順次対応させていただきます。
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

尚tracpathは年末年始も通常通りお使い頂けます。

お問い合せはこちらからご連絡ください。

Trac 0.12.6.ja0.1, 1.0.2.ja0.1 の公開 (Trac 0.12.6, 1.0.2 ベース)

おおまえです。Trac 日本語版 (trac-ja) の 0.12.6, 1.0.2 相当のものを作成しましたので以下のリポジトリで公開することにしました。

https://github.com/jun66j5/trac-ja

これまでインタアクトさんが Trac-ja を公開されていたのですが、最近は 0.12.4 1.0 以降そのままでしたので、公開されている最新のもの Trac-0.12.4.ja1, Trac-1.0.ja1をベースに Trac 本体の 0.12.4 以降 0.12.6 まで、1.0 以降 1.0.2 までの修正内容をマージする形で作成しました。

ダウンロードは以下の URL からできます。

インストールは以下のように pip または easy_install を使ってインストールすることができます。

$ pip uninstall Trac  # すでにインストールしている場合
$ pip install https://github.com/jun66j5/trac-ja/archive/trac-0.12.6ja0.1.zip
$ easy_install https://github.com/jun66j5/trac-ja/archive/trac-0.12.6ja0.1.zip

このソースで何か問題を発見した場合は https://github.com/jun66j5/trac-ja/issues/new までお願いします。

Trac 0.12.6, 1.0.2, 1.1.2 リリース (リリースノート日本語訳)

おおまえです。先日 2014-10-26 に Trac 0.12.6, 1.0.2, 1.1.2 がリリースされました。ダウンロードは http://trac.edgewall.org/wiki/TracDownloadpypi.python.org/pypi/Trac からできるようになっています。

個々のリリースで 0.12.6 56チケット1.0.2 182チケット1.1.2 42チケットがクローズされました。以前までのリリースに比べて 1.0.2 のチケット数がかなり多いのですが、主に活動するコミッタがどんなに小さいものでもチケット登録する…というが大きい気がします。

それはさておき、リリースノートに記載されている主要な変更に上げられている部分の日本語訳をここに載せます。また、このリリースでバグを見つけたり改善案などがあれば、http://trac.edgewall.org/メーリングリスト などに報告いただけると大変ありがたいです。


Trac 0.12.6 Released

Trac 0.12.6 は、56チケットに対する修正を含んでいます。以下が主要なものです。

  • Subversion での注釈履歴 (svn blame) が以下の場合に失敗:
    URL エンコード文字がある場合 (#10386)、
    Windows でリポジトリパスのドライブレターを小文字にしている場合 (#10514)、
    Subversion 1.7 でパスに ASCII 以外の文字がある場合 (#11167)
  • svn:mergeinfo 属性に対する browser ページ (#8459) と changeset ページ (#11219) での表示パフォーマンスを改善
  • 大量のカスタムフィールドがあるとカスタムクエリが失敗 (#11140)
  • Zip ファイルのタイムスタンプにタイムゾーン情報がなかった (#11162)
  • TracLinks の log リンクがリビジョンの範囲指定によってはエラーや間違う (#11308, #11346)
  • IE 11 でチケットページでの textarea 中のテキストが正常に折り返されない (#11376)
  • チケットの CSV ダウンロードで担当者フィールドにあるメールアドレスがそのままになる (#11594)
  • Distribute 0.6.29 以降でロケールデータが egg ファイルに含まれない (#11640)
  • マイルストーン削除時に添付ファイルが削除されない (#11672)
  • Babel 1.0 以降のサポートを追加 (#11258, #11345)
  • ConfigObj 5.0 以降のサポートを追加 (#11498)

チケットの詳細は以下にあります。


Trac 1.0.2 Released

Trac 1.0.1 を2013年2月にリリースし、その後、200以上の修正と小さな改善を行いました。

このリリースの主要なものです:

  • Subversion でのキーワード展開と改行コードの置換をリポジトリブラウザでのファイルの参照時とダウンロード時に行うようになりました (#717)
  • チケット通知メールを変更前の担当者、Cc にも送信 (#2311)
  • マイルストーンの名前変更、削除、別マイルストーンへの変更時に、チケットの変更履歴を更新 (#4582, #5658)
  • Authz permissions policy に対して多くの修正を行いました:
    リポジトリブラウザ (#10961, #11646)、Wiki ページ (#8976, #11067)、管理ページ (#11069)、レポートページ (#11176)
  • 二重にフォームを submit できないようになりました (#10138)
  • permission_policies のどれかがロードできない場合に ConfigurationError を上げるようになりました。また、その際にシステム内部の情報やインストールのエラーを漏らさないようにしました (#10285)
  • Wiki ツールバーを設定で無効にできるようになりました (#10837)
  • 管理ページの見出し部分にテーブル中のエントリ数を表示 (#11027)
  • すべてのページで「取り消し」ボタンを一貫性があるように配置 (#11076)
  • 変更ページの表示時に、テキスト要素にフォーカスを移すようにしました (#11084)
  • 並べて編集モードの際に、「編集の衝突」と「マージ」の警告メッセージが常に見えるようにしました (#11102)
  • レポートページ (#11106, #11664) とチケットページ (#11471) のレイアウトを改善
  • Genshi 0.7 に対する互換性 (#11218)
  • Git リポジトリのサポートに対する多くの修正

このリリースは 0.12.6 に対する修正を含んでいます。チケットの詳細は以下にあります。


Trac 1.1.2 Released

主要な変更:

  • Python 2.5 サポートを削除しました。Python 2.5 に対して互換性のない変更がなされ Trac は Python 2.5 では動作しないようになりました (#11600)
  • チケットワークフローに may_set_owner アクションが追加されました。set_owner に似ていますが、担当者を現在のユーザではなくデフォルトの担当者にします (#10018)
  • [ticket] optional_fields オプションが追加されました。任意入力にしたいドロップダウン (セレクト型) のフィールドを指定します。(値を空にできるようになります) (#10772)
  • WikiProcessor コードブロックで行番号の表示とハイライトできるようになりました (#10834)
  • 「デフォルトハンドラ」を個人設定で設定できるようになり、全ユーザのデフォルトを管理ページの「基本設定」で設定できるようになりました (#11519)
  • 読み込み専用の Wiki ページには、ファイル添付できないようになりました (#11244)
  • 管理ページのテーブルに「全選択」チェックボックスを追加 (#10994)
  • 項目が選択する必要がある場合には、submit ボタンを無効にするようにしました (#11056)
  • 管理ページの権限にユーザやグループ間で権限をコピーするフォームを追加しました (#11099)
  • [milestone] default_retarget_to オプションが追加になりました。このオプションは、マイルストーンの削除や完了時に変更先のマイルストーンを指定することができます。また、マイルストーン管理ページからでも設定することができます (#10010)
  • マイルストーンにチケットがない場合には、マイルストーンを再割当てするドロップダウンを表示しないようになりました (#11366)
  • 「デフォルトをクリア」ボタンで管理ページからチケットシステムのデフォルト値をクリアできるようになりました (例えば default_milestone, default_version) (#10772, #11300)
  • TitleIndex マクロは Wiki ページで使用された場合に、相対パスのプレフィックスをサポートするようになりました (#11455)
  • CommitTicketUpdater は #comment:N#comment:description もチケットの参照として解釈するようになります (#11622)
  • マイルストーン管理ページにあるチケットカラムにクエリリンクが用意されるようになりました。そのリンクからは、そのマイルストーンを持つチケットをステータスでグループ化してクエリが実行されます (#11661)
  • Authz policy はレポート一覧ページに対してリソースID -1 を使ってアクセス制限を行うようになります (#11697)

ここにあげたものに加えて、1.0.2 と 0.12.6 に対する修正を含んでいます。

詳細なリリースノートは以下にあります。


SSLv3 POODLE 脆弱性対応 (CVE­-2014­-3566)

 こんにちは。SSLv3 POODLE 脆弱性対策についてご報告します。tracpathはPOODLE: SSLv3.0 脆弱性 (CVE-2014-3566)の対策を実施済みです。(2014-10-17)

SSL 3.0 プロトコルには、通信の一部が第三者に解読可能な脆弱性が存在します。サーバ、クライアント間の通信において、SSL 3.0 を使用している場合、通信の一部が第三者に漏えいする可能性があります。
ただし、攻撃には複数の条件が必要で、例えば、中間者攻撃や、攻撃対象に大量の通信を発生させるなど一定の条件が必要になります。そのためただちに悪用可能な脆弱性ではありません。

[IPA] SSL 3.0 の脆弱性対策について(CVE-2014-3566)
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20141017-ssl.html

[Redhat] POODLE: SSLv3.0 脆弱性 (CVE-2014-3566)
https://access.redhat.com/ja/articles/1232403

bash 脆弱性対応について (CVE-2014-6271, CVE-2014-7169)

 こんにちは。シェルプログラム bash の脆弱性 (shellshock) についてご報告します。

tracpath において、リモートからこの脆弱性を利用した攻撃の可能性はありません。しかし、非常にリスクが高いものであるため 2014/09/25 と 2014/09/26 とで bash の更新を実施しております。

[JPCERT/CC] GNU bash の脆弱性に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2014/at140037.html

[IPA] 更新:bash の脆弱性対策について(CVE-2014-6271 等):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20140926-bash.html

2014/09/28 02:30 – 02:45(日) 緊急メンテナンスのお知らせ

いつも tracpath をご利用頂き誠にありがとうございます。

tracpath が利用しているAWSのセキュリティ対応のため、緊急メンテナンスを実施予定です。
メンテナンス中は tracpath にアクセスすることができません。

  • 【実施予定日】: 2014年9月28日(日) 02:30 – 02:45 (9/27 土 26:00)
  • 【作業時間】: 約15分を予定
  • 【内容】: サーバメンテナンスのためのサービス停止
  • 【サービス】:メンテナンス実施中の約15分間はすべてのサービスにアクセスすることが出来ません。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い致します。
メンテナンスに関するご質問は、こちらまでご連絡ください。

最新情報はTwitter(@tracpath)でも更新します。

プロジェクトロゴとユーザのアバター機能の紹介

こんにちは、tracpath の新しい機能を2つご紹介します。
プロジェクトやユーザを識別しやすくするためのシンプルな機能です。

プロジェクトのロゴ・アイコン

 複数プロジェクトを跨いで開発しているとき、プロジェクトのロゴを登録して視認性を向上させるためにロゴ画像を登録することができるようになりました。

プロジェクト毎に好きな画像をアップロードしてください。何も登録しない場合、tracpathが自動描画したプロジェクトアイコンを表示されます。アップロード可能な画像は「Gif/PNG/JPG/JPEG/BMP」に対応しています。(高さは56pxで自動調整されます)

dashboard_project_icon

操作方法

  1. プロジェクトの管理画面を開きます。
  2. 管理コンソール -> 一般設定 -> アイコン
  3. 「参照」を押下して画像ファイルを選択します。(Gif/PNG/JPG/JPEG/BMP 対応)
  4. 「変更を適用」を押下するとファイルをアップロードします。

 アップロードした画像のプレビューと簡単な編集機能は今後のバージョンアップでご提供します。

詳細は解説については、オンラインマニュアル「tracpath:管理者ガイド -> プロジェクトのアイコン」をご覧ください。

ユーザのアバター(プロフィール画像)

 tracpath はプロジェクトの活動状況、コミット、チケット追加、チケット更新、Wikiの更新などすべての生産活動を記録します。これは、tracpath のベースとなっている思想で、「プロジェクトの全ての活動とソースコード(バージョン管理)を追跡可能な状態で記録する」を実現しています。このすべての活動状況は人(ユーザ)毎に記録され、活動状況は更新履歴としてみんなに共有されます。

例えば、プロジェクトのタイムラインでは、

  • 管理者の佐藤さんがWikiページ「プロジェクトの目標」を更新したり
  • 開発者のコジマさんがメインリポジトリに #2213 のバグ対応分をコミットしたり
  • テスターの坂井さんがリリースバージョンの障害報告 #2255 を登録したり

プロジェクト全体の活動状況をタイムラインで俯瞰することが出来ますが、アバターが追加されたことで一目でだれの操作ログなのか、把握することが出来ます。

ユーザのアバター(プロフィール画像) タイムライン

 ユーザ名が表示されるところはどこでも吹き出しで分かりやすくアバターを表示します。レポート、チケット、チケット更新履歴、タイムラインなどで登録したユーザ毎のアバター画像と吹き出し機能が表示されます。

ユーザのアバター(プロフィール画像) チケット履歴

 アバターの画像アップロード機能では、「png,gif,jpeg,jpg,bmp」多くの画像フォーマットに対応しており、アップロードされた画像をtracpathの利用場所によって、200×200, 40×40, 20×20 にリサイズした画像を自動生成します。

画像を登録しない場合でも、ユーザ毎に異なるアバター画像をシステムが自動生成します。
ぜひご活用ください。

詳細は解説については、オンラインマニュアル「tracpath:利用者ガイド -> アバターの設定方法」をご覧ください。

要望やご意見をお待ちしています。

 tracpath はユーザの声によってさらに機能アップしていきます。
あなたの開発現場の要望をお聞かせください。お問い合せや質問はこちらまでお気軽に。お待ちしております。

tracpath は RubyWorldConference 2014 のスポンサーとして協賛

RWC2014_SPONSORbanner_B

tracpath は RubyWorldConference 2014 @島根 のスポンサーとして協賛

tracpath は 今年もRubyWorldConference 2014 のスポンサーになります。

開催概要

プログラミング言語「Ruby」は、2013年2月にその開発から20年を迎えるとともに、5年ぶりのメジャーバージョンとしてRuby2.0がリリースされ、Rubyは新たな時代へと突入し、様々な場面での利用が拡がっています。

今年で6回目となるRubyWorld Conferenceを通じて、新しい普及の段階に突入しつつあるRubyが、多様な現実世界にどのように適合し、浸透していくのか、そのような普及過程と成長を考える機会を皆様に提供いたします。

開催趣意書

RubyWorld Conference 2014 イベント内容

項目 内容
期間 2014年11月13日(木) ・ 14日(金)
会場 島根県立産業交流会館「くにびきメッセ」3階 国際会議場
主催 RubyWorld Conference開催実行委員会
テーマ Rubyの「エコシステム」 ~Rubyの持続可能な生態系~
基調講演者
  • 基調講演1: まつもとゆきひろ ((一財)Rubyアソシエーション)
  • 基調講演2: Sarah Allen氏 (米大統領イノベーションフェロー)
その他講演者 プログラム検討委員会において講演者を選定
来場者見込み 両日とも400名
入場料 5,000円/名

tracpath

tracpath はtracの開発に携わっているメンバーとともに開発されたエンタープライズ向けのバグ管理・バージョン管理サービスです。開発言語として Python/Ruby をエンタープライズで利用しており、Ruby の発展に寄与したいと考えています。

 

RubyWorld Conference 2014

tracpath は PyCon JP 2014 のスポンサーとして協賛

PyCon2014

tracpath は PyCon JP 2014 のスポンサーとして協賛しています

tracpath は 今年もPyCon JP のスポンサーになります。

PyCon とは

PyConは、Pythonユーザが集まり、PythonやPythonを使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JPの開催を通じて、Pythonの使い手が一同に集まり、Pythonにまつわる様々な分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。

PyCon JP 2014では、「Python で再発見」をテーマに据えました。カンファレンスを通して、Pythonの意外な使い方や、Pythonの活躍できる新たな領域を発見してもらえる場所にしたいと考え、企画を進めています。

今回は、オフィスアワーやポスターセッションの設置など、参加者が様々な形でコミュニケーションができるよう、新たな試みもいくつか検討しています。

開催要旨より

PyCon JP 2014 イベント内容

項目 内容
チュートリアル(別会場) 2014-09-12(金) 14:00 ~ 18:00
カンファレンススケジュール 2014-09-13(土)-14(日)
トーク一覧 2014-09-13(土)-14(日)
開発スプリント 2014年9月15日(月・祝)
テーマ Python で再発見 / Rediscover with Python
会場 東京国際交流館プラザ平成
参加者数(予定) 500
参加費
  • EaryBird(早割) 7,500円
  • 学生 5,000円
  • 通常 10,000円
運営 PyCon JP 実行委員会PyCon JP 2014 運営チーム
連絡先 2014@pycon.jp

tracpath

tracpath はtracの開発に携わっているメンバーとともに開発されたエンタープライズ向けの課題管理・バージョン管理サービスです。開発言語として Python をエンタープライズで利用しており、Python の発展に寄与したいと考えています。

日本国内で行われる大規模なイベント「PyCon JP 2014」にぜひご参加下さい。

 

PyCon JP 2014
 
 

Tracプラグイン: WikiGanttChartPlugin – Wiki書式によるシンプルなガントチャート(インストール編)

こんにちは、新しい Trac プラグイン「WikiGanttChartPlugin」をリリースいたしました。
このプラグインを使うと、Trac の Wiki やマイルストーン(ロードマップ画面)でガントチャートを作成することが出来ます。

動作しているスクリーンショット(イメージ図)は以下です。
WikiGanttChartPlugin
WikiGanttChartPlugin - Red
WikiGanttChartPlugin - Gray

このエントリーではインストールと初期設定について見ていきます。

1. easy_install でインストール

easy_install に http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12 を渡せばインストールできます。
svn コマンドがインストールされていない環境では、easy_install は利用できません。その場合、Trac-hacks の WikiGanttChartPluginから手動でダウンロードを行い、ダウンロードしたディレクトリを easy_install に渡すようにしてください。

$ easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12

TracLightning(Windows)の例:

C:\TracLight\bin>easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12
Downloading http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12
Doing subversion checkout from http://trac-hacks.org/svn/wikiganttchartplugin/0.12 to c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\
temp\easy_install-eif74t\0.12
Processing 0.12
Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir c:\docume~1\admini~1.ope\locals~1\temp\easy_install-eif74t\0.12\egg-dist-tmp-cj
zevi
error: wikiganttchart/locale\ja\LC_MESSAGES\wikiganttchart.po:37: unknown named placeholder u'lineno'
wikiganttchartplugin 0.12.0.1 is already the active version in easy-install.pth

Installed c:\traclight\python\lib\site-packages\wikiganttchartplugin-0.12.0.1-py2.6.egg
Processing dependencies for wikiganttchartplugin==0.12.0.1
Finished processing dependencies for wikiganttchartplugin==0.12.0.1
C:\TracLight\bin>

2. trac.ini でプラグインを有効にする

有効にしたい Trac プロジェクトの conf/trac.ini でこのプラグインを有効にします。(inherit-file で共有している trac.ini でも可能)

# trac.ini
[components]
wikiganttchart.* = enabled

WikiGanttChartPlugin は trac.ini でオプション設定が可能です。
オプション設定は必須ではありません。

[wikiganttchart]
ticket.default_type = 
ticket.due_date = due_date
ticket.due_date.format = YYYY-MM-dd
ticket.start_date = due_date
ticket.start_date.format = YYYY-MM-dd

この後、Trac を動作させている Web サーバを再起動させます。
ガントチャートの開始日[start_date]と終了日[due_date]を指定していますが必須ではありません。このフィールドはガントチャートのタスクからチケット作成するときに自動連動させることが出来ます。

利用するためにチケットのカスタムフィールドに「start_date」「due_date」2項目追加する必要があります。

例示した設定の場合

  • start_date ・・・作業開始日
  • due_date ・・・作業終了日

を設定しています。利用する前にカスタムフィールドを追加してください。
これでインストール作業は終了です。

利用方法の説明についてはこちらのエントリー「[trac][tracpath] Wiki書式によるシンプルなガントチャート(使い方)」を参照してください。

3. 設定の説明とカスタマイズ

WikiGanttChartPlugin は trac.ini で日付の書式や開始日、終了日に利用するカスタムフィールド名をカスタマイズすることができます。
WikiGanttChartPlugin の設定項目の説明と利用方法についてまとめています。

WikiGanttChartPlugin 設定一覧
解説 設定例
ticket.default_type ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの分類を定義します。(新規チケットを作成する際の使用するデフォルトの分類)
ticket.default_type = バグ
ticket.due_date ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの終了日を設定します。(必須ではありません)チケットの期限日フィールドの名前を指定します。
ticket.due_date = due_date
ticket.due_date.formatn チケットの期限日フィールドの書式。「YYYY/MM/dd」「YYYY-MM-dd」「YYYY.MM.dd」の3種類が設定可能です。
ticket.due_date.format = YYYY/MM/dd
ticket.start_date ガントチャートのタスクからチケット作成したとき、チケットの開始日を設定します。(必須ではありません)チケットの開始日フィールドの名前を指定します。
ticket.start_date = start_date
ticket.start_date.format チケットの開始日フィールドの書式。「YYYY/MM/dd」「YYYY-MM-dd」「YYYY.MM.dd」の3種類が設定可能です。
ticket.start_date.format = YYYY/MM/dd