東北地方太平洋沖地震による当サービスの影響について

平素は「ciklone」をご利用頂きまして誠にありがとうございます。

2011年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた 皆様、関係者の方におかれましては、心よりお見舞い申し上げると共に 一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

サービスの提供について

関東地方において、計画停電が行われることが報道されております。現在のところ、この計画停電による弊社サービスの停止はございません。

2010/12/22 「スタータープラン」提供開始

20101222_starterplan

クラウド型プロジェクト管理システム「tracpath」に新しい料金プラン「スタータープラン」を追加しました。アジャイル開発を始めたい、バージョン管理を導入したい、というスターター向けにプロジェクトへの導入を支援するサポート機能を充実させました。

  • はじめての方にも導入しやすい「スタータープラン」をご用意
  • 個人やSOHOの利用を想定した、980円のスタータープラン
  • 事例別、活用シーン別の導入支援プログラムを用意
  • あなたのプロジェクトにスムーズな導入支援

を実施します。 »料金とプラン

Trac プラグイン : Trac Ticket Template Plugin

trac でプロジェクトを運用をするのが初めての方などは特にですが、「チケットって何を書けばいいの?」となることが多いとおもいます。

私も初めて使ったときはチケットとはどういうものかよくわからなかったものです。

雛形があればどうにかチケットを書くことができるのではないか。

そんなプラグインなんて・・・ありました!

今回はチケットのテンプレートを作成できるプラグイン Trac Ticket Template Plugin をご紹介いたします。

続きを読む

Trac プラグイン: 議事録の「やること」をチケット化 – WikiCreateTicketPlugin

社内ではバグ管理システム cikloneをほとんど全てのプロジェクトで利用しています。
開発の管理だけではなく、お客様との打ち合わせ、社内ミーティングのWikiページを作成し、議事録として残しています。

議事録を書いていて、大切なことに「やること」を記録しておくこと、というのがあります。
Wikiでは 「AI ブログに記事を追加する (sugimoto)」 (AI : Action Item)なんて書いているんですが、やっぱり「やること」=「タスク」はチケットで管理したいものです。

で、Wikiからチケットを作成する、WikiCreateTicketPlugin を作りました。

インストール

レポジトリからインストールします。0.11と0.12で動作検証済みです。

> easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikicreateticketplugin/0.11/

WikiCreateTicket プラグインを使う

チケットの作成は以下のフォーマットです。

  • #new foobar => foobar というチケットを作成
  • #new [obama] foobar => foobar というチケットをobamaさんがownerとして作成

こんな感じで、「やること」を #new の後に書いていきます。

Wikiページを普通に保存すると「#new」のところが「#972」とチケットへのリンクになります。

そうです。チケットになっています。チケットオーナーは [taro] で指定したとおり、taroさんになりました。
議事録担当者はずいぶん楽になりそうですね。

Tracプラグイン: ブックマーク機能を追加 – Bookmark Plugin

社内標準でTracベースのバグ管理システム cikloneを使い始めてかなり経ちます。
使っていく中で、多いのがプロジェクトによってはいつも同じページを参照していて、そこにショートカットが欲しいなー。
というものです。

とはいえ、自分の為にWikiStartにリンクつくるのもどうかなと思うし。。

そんなわけで、Tracにブックマーク機能を追加する、BookmarkPlugin を作りました。

インストール

レポジトリからインストールします。0.11と0.12で動作検証済みです。

> easy_install http://trac-hacks.org/svn/bookmarkplugin/0.11/

Bookmark プラグインを使う

ブックマークプラグインをインストールして、enableしたら、ログインしましょう。
ログインすると、コンテキストメニュー(グローバルメニューの下) に灰色の星マークが表示されます。

灰色の星マークをクリックすると、黄色に変わります。

これでブックマークされました。右端の “Bookmark” というリンクからプルダウンで該当のページに行くことができます。
黄色の星マーククリックで削除です。

“Bookmark” リンクそのものは /bookmark というページにリンクしていて、ブックマークの一覧を表示します。

BookmarkPluginは初めてtrac-hacks に上げたプラグインなのですが、VotePluginを参考にして作りました。

Trac プラグイン : フォーラムを作成する – DiscussionPlugin

Trac内にフォーラムを作ることができる、DiscussionPlugin 。

フォーラムは世の中にもよくあるので、どういうものかは想像出来るんですが、Tracで使うとなると、

  • 仕様や、実装面での細かな確認
  • 運用時のナレッジデータベース

なんかで使えそうですね。チケットのように、目的がはっきりしていて、終了するとクローズみたいな感じでもないけれども、Wikiのようにドキュメント化するような話でもない。といったところですね。

インストール

レポジトリからインストールします。

> easy_install http://trac-hacks.org/svn/discussionplugin/0.11/
 File "/usr/lib/python2.4/site-packages/TracDiscussion-0.7_r8725-py2.4.egg/tracdiscussion/api.py", line 1334
      'where' : 'WHERE ' + where if where else ''}
                                  ^
  SyntaxError: invalid syntax

エラーとなりました。。。しかも、SyntaxError って。。。

 'where' : 'WHERE ' + where if where else ''}

どうやら、Python 2.4 ではサポートされていない if 構文が使われているようです。何箇所かありますが、全部変更してしまいましょう。

> svn checkout http://trac-hacks.org/svn/discussionplugin/0.11/
> .
> . => api.py を直して。。
> .
> easy_install 0.11/
Processing
Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/tracdiscussion/egg-dist-tmp-aJVXGj
zip_safe flag not set; analyzing archive contents...
Adding TracDiscussion 0.7-r8725 to easy-install.pth file

Installed /usr/lib/python2.4/site-packages/TracDiscussion-0.7_r8725-py2.4.egg
Processing dependencies for TracDiscussion==0.7-r8725
Finished processing dependencies for TracDiscussion==0.7-r8725

今度は上手くインストールできました。

Discussin プラグインを使ってみる

trac.ini にデフォルトの設定を追加したら、Discussionを使ってみます。

まずは管理画面でDiscussion Plugin がenableされていることを確認します。

ナビゲーションも表示されています。

まっさらなDiscussion画面、とりあえず、ひとつフォーラムを立ち上げてみます。

出来ました!!が、見づらいです。。太字にするところが間違っているような気が。。

自作自演ですが、回答もいくつかしてみましょう。

やっぱり、少し見づらいですね。。。

フォーラムとトピックをいくつか入れてみました。
ナレッジデータベースとして使うと、とても良いものになりそうです。

検索にも対応しているので、蓄積されれば十分に有効利用できる気がします。

Python 2.4 用に変更した際の差分ファイル

DiscussionPluginをPython2.4ベースで動かすためのパッチ

Trac プラグイン : Ticket Changesets Plugin

trac と subversion を用いてプロジェクトを管理していて、subversion で管理しているソースをコミットする時

チケットの参照

refs #1, #2
  * commit message

チケットの解決

fixed #3
  * bugfix

などのメッセージを入れるかとおもいます。
このコマンドをメッセージとしてコミットすると対応するチケットのコメント欄は下図のようになります。


数個のコメントならいいですが、たくさんのコメントが付いた場合どのチェンジセットがこのチケットに関わるものなのかわかり辛くなります。

そんなときに便利なのがこのTicket Changesets Plugin です。

続きを読む

Trac プラグイン : Selectable calendar pop-up

Tracの日付入力はテキストボックスでめんどくさいな。。と思ったことが誰でもあるはず。
カレンダーポップアップ プラグインはそんな悩みを解決してくれる、はず。。

インストール

easy_install でインストールですね。

> easy_install http://trac-hacks.org/svn/calendarpopupplugin/0.11/

とりあえず使ってみる

wiki のHowto をみて設定してみます。

「まずは、ポップアップを表示したい input field のHTML-IDとファイル名を特定しましょう。」。。。もしかして、自分で1づつ指定しないといけないんですね。。
とりあえず、例の通りにやってみます。

[calendarpopup]
ids=duedate=MM/dd/yy  << これがDOM ID
files=milestone_edit.html << これがファイル名

どうやら、マイルストーンの期限にポップアップをつけるようです。

設定したら、マイルストーンページを確認してみます。

お、でました。

MM/DD/YY で入力できましたね。

さらに設定して使う

他に日付入力を探してみたんですが、意外とないです。。
マイルストーンの完了日は 時間も入力することになっていますが、ここにもポップアップを設定してみます。

今度は管理画面から設定

以下のように入力します。
files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate,duedate=MM/dd/yy

フォーマットが。。。。そのまま更新したらエラーになってしまいました。。
フォーマットは id ごとに指定していくことになっているみたいです。

files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate=MM/dd/yy,duedate=MM/dd/yy

チケットのカスタムフィールドで期限とか運用しているととっても便利な気がします。

2010/08/30 tracpathのドキュメントサイトオープン

20100830_wiki.ciklone_screenshot

tracpath(tracpath )のオンラインドキュメントサイトをオープン致しました。このWikiサイトは

  • tracpathの便利な使い方
  • BTS/バージョン管理の使い方
  • 活用方法
  • オンラインマニュアル

をご説明しております。

Trac プラグイン : Awesome Attachments Plugin

awesome attachments とはなかなか勢いのあるネーミングです。

何がすごいと言ってるかというと、チケットへのファイルの添付をチケット作成前にできる。ということみたいです。
たしかに、tracではチケットに添付ファイルをつけるときは一度チケットを作ったあとに添付しないといけないので、画像を添付するときは
1. チケット作成
2. 画像ファイルを添付
3. 画像ファイルを展開するマクロ [[Image()]] をチケット本文に追加
みたいに面倒な感じでした。

0.11 版だけしか提供されていないですが、インストールしてみます。

インストール

まずはeasy_install コマンドでインストールします。

 
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/awesomeattachmentsplugin/0.11

trac.ini には [components] セクションに2行書き足します。
この辺、マニュアルの通りですね。

 
trac.ticket.web_ui.TicketModule = off
awesome.awesomattachments.* = enabled

管理画面でプラグインを確認

enableになっています。

では、チケットを作ってみましょう。
チケット作成画面にアップロード用のフォームが追加されています。

プラスボタンで複数添付もできるようです。

画像をアップロードすると、なんと本文に自動的に Image マクロが追加されました。うーん、これは便利。

そんなわけで、チケットを作ると、画像が開いた状態で表示されます。

これはなかなか便利かもしれません。