平素は「ciklone」をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
2011年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた 皆様、関係者の方におかれましては、心よりお見舞い申し上げると共に 一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
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関東地方において、計画停電が行われることが報道されております。現在のところ、この計画停電による弊社サービスの停止はございません。
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クラウド型プロジェクト管理システム「tracpath」に新しい料金プラン「スタータープラン」を追加しました。アジャイル開発を始めたい、バージョン管理を導入したい、というスターター向けにプロジェクトへの導入を支援するサポート機能を充実させました。
を実施します。 »料金とプラン
trac でプロジェクトを運用をするのが初めての方などは特にですが、「チケットって何を書けばいいの?」となることが多いとおもいます。
私も初めて使ったときはチケットとはどういうものかよくわからなかったものです。
雛形があればどうにかチケットを書くことができるのではないか。
そんなプラグインなんて・・・ありました!
今回はチケットのテンプレートを作成できるプラグイン Trac Ticket Template Plugin をご紹介いたします。
社内ではバグ管理システム cikloneをほとんど全てのプロジェクトで利用しています。
開発の管理だけではなく、お客様との打ち合わせ、社内ミーティングのWikiページを作成し、議事録として残しています。
議事録を書いていて、大切なことに「やること」を記録しておくこと、というのがあります。
Wikiでは 「AI ブログに記事を追加する (sugimoto)」 (AI : Action Item)なんて書いているんですが、やっぱり「やること」=「タスク」はチケットで管理したいものです。
で、Wikiからチケットを作成する、WikiCreateTicketPlugin を作りました。
レポジトリからインストールします。0.11と0.12で動作検証済みです。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/wikicreateticketplugin/0.11/
チケットの作成は以下のフォーマットです。
こんな感じで、「やること」を #new の後に書いていきます。
Wikiページを普通に保存すると「#new」のところが「#972」とチケットへのリンクになります。
そうです。チケットになっています。チケットオーナーは [taro] で指定したとおり、taroさんになりました。
議事録担当者はずいぶん楽になりそうですね。
社内標準でTracベースのバグ管理システム cikloneを使い始めてかなり経ちます。
使っていく中で、多いのがプロジェクトによってはいつも同じページを参照していて、そこにショートカットが欲しいなー。
というものです。
とはいえ、自分の為にWikiStartにリンクつくるのもどうかなと思うし。。
そんなわけで、Tracにブックマーク機能を追加する、BookmarkPlugin を作りました。
レポジトリからインストールします。0.11と0.12で動作検証済みです。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/bookmarkplugin/0.11/
ブックマークプラグインをインストールして、enableしたら、ログインしましょう。
ログインすると、コンテキストメニュー(グローバルメニューの下) に灰色の星マークが表示されます。
灰色の星マークをクリックすると、黄色に変わります。
これでブックマークされました。右端の “Bookmark” というリンクからプルダウンで該当のページに行くことができます。
黄色の星マーククリックで削除です。
“Bookmark” リンクそのものは /bookmark というページにリンクしていて、ブックマークの一覧を表示します。
BookmarkPluginは初めてtrac-hacks に上げたプラグインなのですが、VotePluginを参考にして作りました。
Trac内にフォーラムを作ることができる、DiscussionPlugin 。
フォーラムは世の中にもよくあるので、どういうものかは想像出来るんですが、Tracで使うとなると、
なんかで使えそうですね。チケットのように、目的がはっきりしていて、終了するとクローズみたいな感じでもないけれども、Wikiのようにドキュメント化するような話でもない。といったところですね。
レポジトリからインストールします。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/discussionplugin/0.11/ File "/usr/lib/python2.4/site-packages/TracDiscussion-0.7_r8725-py2.4.egg/tracdiscussion/api.py", line 1334 'where' : 'WHERE ' + where if where else ''} ^ SyntaxError: invalid syntax
エラーとなりました。。。しかも、SyntaxError って。。。
'where' : 'WHERE ' + where if where else ''}
どうやら、Python 2.4 ではサポートされていない if 構文が使われているようです。何箇所かありますが、全部変更してしまいましょう。
> svn checkout http://trac-hacks.org/svn/discussionplugin/0.11/ > . > . => api.py を直して。。 > . > easy_install 0.11/ Processing Running setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/tracdiscussion/egg-dist-tmp-aJVXGj zip_safe flag not set; analyzing archive contents... Adding TracDiscussion 0.7-r8725 to easy-install.pth file Installed /usr/lib/python2.4/site-packages/TracDiscussion-0.7_r8725-py2.4.egg Processing dependencies for TracDiscussion==0.7-r8725 Finished processing dependencies for TracDiscussion==0.7-r8725
今度は上手くインストールできました。
trac.ini にデフォルトの設定を追加したら、Discussionを使ってみます。
まずは管理画面でDiscussion Plugin がenableされていることを確認します。
ナビゲーションも表示されています。
まっさらなDiscussion画面、とりあえず、ひとつフォーラムを立ち上げてみます。
出来ました!!が、見づらいです。。太字にするところが間違っているような気が。。
自作自演ですが、回答もいくつかしてみましょう。
やっぱり、少し見づらいですね。。。
フォーラムとトピックをいくつか入れてみました。
ナレッジデータベースとして使うと、とても良いものになりそうです。
検索にも対応しているので、蓄積されれば十分に有効利用できる気がします。
Python 2.4 用に変更した際の差分ファイル
trac と subversion を用いてプロジェクトを管理していて、subversion で管理しているソースをコミットする時
チケットの参照
refs #1, #2 * commit message
チケットの解決
fixed #3 * bugfix
などのメッセージを入れるかとおもいます。
このコマンドをメッセージとしてコミットすると対応するチケットのコメント欄は下図のようになります。
数個のコメントならいいですが、たくさんのコメントが付いた場合どのチェンジセットがこのチケットに関わるものなのかわかり辛くなります。
そんなときに便利なのがこのTicket Changesets Plugin です。
Tracの日付入力はテキストボックスでめんどくさいな。。と思ったことが誰でもあるはず。
カレンダーポップアップ プラグインはそんな悩みを解決してくれる、はず。。
easy_install でインストールですね。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/calendarpopupplugin/0.11/
wiki のHowto をみて設定してみます。
「まずは、ポップアップを表示したい input field のHTML-IDとファイル名を特定しましょう。」。。。もしかして、自分で1づつ指定しないといけないんですね。。
とりあえず、例の通りにやってみます。
[calendarpopup] ids=duedate=MM/dd/yy << これがDOM ID files=milestone_edit.html << これがファイル名
どうやら、マイルストーンの期限にポップアップをつけるようです。
設定したら、マイルストーンページを確認してみます。
MM/DD/YY で入力できましたね。
他に日付入力を探してみたんですが、意外とないです。。
マイルストーンの完了日は 時間も入力することになっていますが、ここにもポップアップを設定してみます。
以下のように入力します。
files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate,duedate=MM/dd/yy
フォーマットが。。。。そのまま更新したらエラーになってしまいました。。
フォーマットは id ごとに指定していくことになっているみたいです。
files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate=MM/dd/yy,duedate=MM/dd/yy
チケットのカスタムフィールドで期限とか運用しているととっても便利な気がします。
tracpath(tracpath )のオンラインドキュメントサイトをオープン致しました。このWikiサイトは
をご説明しております。
awesome attachments とはなかなか勢いのあるネーミングです。
何がすごいと言ってるかというと、チケットへのファイルの添付をチケット作成前にできる。ということみたいです。
たしかに、tracではチケットに添付ファイルをつけるときは一度チケットを作ったあとに添付しないといけないので、画像を添付するときは
1. チケット作成
2. 画像ファイルを添付
3. 画像ファイルを展開するマクロ [[Image()]] をチケット本文に追加
みたいに面倒な感じでした。
0.11 版だけしか提供されていないですが、インストールしてみます。
まずはeasy_install コマンドでインストールします。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/awesomeattachmentsplugin/0.11
trac.ini には [components] セクションに2行書き足します。
この辺、マニュアルの通りですね。
trac.ticket.web_ui.TicketModule = off awesome.awesomattachments.* = enabled
では、チケットを作ってみましょう。
チケット作成画面にアップロード用のフォームが追加されています。
プラスボタンで複数添付もできるようです。
画像をアップロードすると、なんと本文に自動的に Image マクロが追加されました。うーん、これは便利。
そんなわけで、チケットを作ると、画像が開いた状態で表示されます。
これはなかなか便利かもしれません。