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SAP:ソーシャルアプリ開発を支える技術(バックエンド)

ソーシャルアプリ・モバイルアプリケーションの開発環境や支える技術についてご紹介。
ソーシャルアプリとは、mixi、mobageやGREEなどのSNSプラットフォーム上で動作するアプリケーションです。
2009年末頃から各SNSプラットフォームのオープン化が進められ、外部開発者でもアプリケーションを開発し、SNSに登録されている多くのユーザに対して公開できるようになっている。数千万人という会員をもつプラットフォームに公開が可能になることで、労せずに大量のユーザに利用してもらえる可能性が高い。
また、これまでのコンシューマ向けのゲームやECサイトと違い、SNSの利点を活用したコミュニケーションを重視していることが特徴の1つになっている。

ビジネスとして考えた場合、

  • 大量のユーザにリーチ
  • 少ない投資で開発が可能
  • その上で大きな成功の可能性あり

など、良いことだけを挙げると一日でもはやく始めたいと思うかもしれないが、そんなに簡単ではないことは承知の通り。
開発者から見たソーシャルアプリ開発で重要だと思われる点は

  1. 競合が多いく、早いリリースが必要 → 開発の効率化
  2. アプリがヒットするかどうか不安要素が多く、初期費用を抑える → インフラ・維持費
  3. クチコミ等、一気にユーザが増えた場合のスケールアップ → インフラ・スケールアップ
  4. 利用者に向けたイベント、日々サイト更新必須 → サービス運営・ソフトウェアライフサイクル

 

1. 競合が多く、早いリリースが必要(開発の効率化)

ciklone(サイクロン)を利用しているお客様で携帯向けやスマートフォン開発されている企業様から話を聞いたり、開発者と話をすると、数名~5,6名の開発チームで2,3ヶ月くらいの期間でリリースとなる場合が多いようです。
開発の効率化について実践していることは

  • Ruby/PHP/Python等フレームワークを利用
  • 開発環境の仮想化・チーム内で共通化
  • バージョン管理システムとバグ管理システムの利用
  • 開発拠点の分散に対応したコミュニケーションツール・情報共有ツールの利用

などがあります。ソーシャルアプリを開発している企業の傾向がベンチャーというのもあるかもしれませんが…

2. アプリがヒットするかどうか不安要素が多く、初期費用を抑える

初期費用で一番コストがかかるのがサーバ費用やデータセンター費用(人件費以外で)。この費用は売りあげゼロでも確実に必要になる費用です。多くの企業でインフラに関する部分は8,9割がクラウドサービスを利用されているようです。最近は国内クラウドサービスも増えてきており、日本語でのサポートや情報が充実しています。

  • GMOクラウド http://www.gmocloud.com/
  • ニフティクラウド http://cloud.nifty.com/
  • Amazon EC2 http://aws.amazon.com/jp/ec2/

 

3. クチコミ等、一気にユーザが増えた場合のスケールアップ

自分たちのアプリケーションのユーザが増えることはとてもうれしいことですが、不測のアクセス増加(それも何十倍)が起こった場合には

  • ハードウェアの増強 – Webサーバを増やす、キャッシュサーバを増やす、DBサーバを増やす
  • アプリケーションのチューニング

などの対応が必要になります。ここでもクラウドによる大きなメリットがあり

  • スケールアップが容易
  • 一気に増える時間帯、特定の日のみサーバ数を増やすなどの柔軟な対応

が可能です。
開発期間中に高トラフィックを発生させ負荷試験を実施したり、チューニングをすることがとても重要です。わかっていても現実のタイトなスケジュール内ではその時間と人材を確保することが難しいのが現実です。

4. 利用者に向けたイベント、日々のサイト更新必須

ソフトウェアやソーシャルアプリは開発期間よりも運用期間の方が長いことが通常だと思います。特にソーシャルアプリの場合、既存のユーザが飽きないように次から次へと新しいキャンペーンやイベントを行っています。
あるソーシャルゲームサイトでは、朝、前日のアイテム課金結果をみてよく売れている傾向から、その日の夕方には傾向に沿った新アイテムをリリースしたり。週替わり、月替わりのタイミングでイベントを実施したりしています。小さな改善だけではなく、コアなシステムに影響のある変更までユーザ動向に合わせた改善が日々くり返されています。

これは

  • 複数サーバの安定した運用
  • 複数サーバ(数台~数十台)に確実にリリースするデプロイ管理
  • 24時間のサーバ、サービス監視
  • ログの解析、ログの視覚化
  • デザイン・素材・プログラムのバージョン管理
  • 不測の事態と前兆を教えてくれるアラートシステム

 

ソーシャルアプリ開発では提供するサービスだけではなく、バックエンド側にも高度な技術力が必要とされます。
すべての環境が満足できるレベルまで整備されたプロジェクトが理想ですが、そのようにできない場合が多いのではないでしょうか。
技術者のスキルによりカバーできる部分とできない部分を見極め、あなたのチームに最適な環境を見つけてください。
そのための開発方式やインフラ技術について情報提供していきたいと考えています。


“ciklone.com” メンテナンスのご案内(12/05)

いつもサイクロンをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

ciklone.com の計画メンテナンスを実施予定です。メンテナンス中は ciklone.com にアクセスすることはできませんのでご注意願います。

【実施予定日】: 12月5日(月) 00:00 – 01:00 (12月4日(日) 24:00-25:00)

【作業時間】: 約10分予定

【内容】: ciklone が利用している Amazon EC2 インスタンスのバージョンアップのため

【サービス】:メンテナンス実施中の10分間はすべてのサービスにアクセスすることが出来ません。

 

お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

メンテナンスに関するご質問は、こちらまでご連絡ください。

メールからチケットの登録と更新が可能

ciklone は Trac をベースにした BTS サービスのホスティングサービスを提供しています。利用しているお客様からの声から開発した新しい機能のご紹介です。

チケット管理システムを利用しているとき、使い慣れたメールクライアントからメールからチケット登録やチケットの更新ができれば・・・と思ったことはありませんか?

今回ご紹介する機能は、

  • メールクライアントから新規メールを送信してチケットを登録
  • チケットの通知メールに返信してチケットを更新
  • メールに添付ファイルを付けることで、チケットにファイル添付が可能
  • プロジェクトごとに送信用メールアドレスを自動で管理
  • メンバー以外のチケット登録は不可

ciklone をご利用のお客様(無料アカウント含む)はどなたでもご利用可能です。

 

チケットの登録

  1. プロジェクトの概要タブの「メールでチケット登録」リンク
    • プロジェクトごとに送信用メールアドレスが登録されています。このメールアドレスは送信専用です。
  2. いつも利用しているメールクライアントから東進専用メールアドレスにメールを送信する
    • 件名:チケットの件名
    • 本文:チケットの詳細内容
    • 添付:チケットの添付ファイル

チケットの更新

  1. メール通知設定をしておきます。チケットが新規作成、更新されるとメールが送信されます。
  2. 通知メールを受信し、受信したメールを返信。返信するとき、ciklone により管理されたチケット更新用のメールアドレスが設定されます。
  3. チケットに内容を記述し、送信します。

 

利用シーン

  • ホームページ担当者が顧客からの問い合わせをメールで開発チームに報告
  • 顧客先、出先から障害報告
  • 携帯、スマートフォンから障害報告
  • 自分のタスクを連続で登録
  • メールによる返信により、ブラウザでURLを開かなくても状況の確認とコメント作成

ciklone は無料アカウントがあります。

どなたでもすぐに使うことが出来ます。

 

[ciklone]1.8 RELEASE – リリースノート –

ciklone 1.8 リリースのお知らせです。
本日、ciklone のリリースを実施しました。ご利用のお客様は新しい機能を利用する事が出来ます。ぜひご利用下さい。

機能紹介

ご要望やバグ報告を頂きました皆様、まことにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

2011/10/03 Version 1.8 リリースのお知らせ

20111003
いつもtracpathをご利用頂き誠にありがとうございます。
本日、tracpathの新バージョンをリリースいたしました。
新機能追加、要望対応、バグフィックスを実施しております。

ご要望やバグ報告を頂きました皆様、まことにありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今後もさらなる改善をおこなってまいります。
ご要望やご質問はこちらまでご連絡ください。

チケット履歴出力機能をリリースしました(Excelエクスポート機能拡張)

チケットのExcelエクスポート機能に履歴出力機能を追加しました。これにより、従来CSV/Excel出力したとき、チケット一覧と最新のチケット属性が出力されていましたが、履歴の一括出力ができるようになりました。Excel2003形式(xls)に正式対応しました。

 

チケット管理システムを利用して、課題管理、バグ管理、リリース管理をされている方。「チケットの履歴が出力したい」と思われたことはありませんか。

  • リリースプロセスのログ、報告内容(コメント履歴)として保存しておきたい
  • チケット管理が浸透すると重要な説明が履歴の中に記述されているデータを出力したい
  • 時系列での履歴を見返すため必要
  • CSV/Excel出力して作業履歴をデータとして残したい
  • 分析するためのテキストデータが欲しい

など。

ciklone に新しい機能:チケットのExcelエクスポート機能にチケットの履歴が出力できる機能を実装しました。レポート機能やチケット検索結果は従来通り利用する事が出来ます。(Excel出力時にチケットの履歴が出力されるようになりました。)

Excelエクスポート機能:履歴出力

  • Excel形式(xls)によるエクスポート機能
  • チケットの履歴出力
  • チケット単位(1チケット)で履歴を含めたエクスポート機能

が利用可能です。

ciklone をご利用のお客様はぜひご利用ください。

Excelエクスポート機能はプラグインとしても提供を予定しておりますので、Trac/Trac Lightningをご利用のお客様も利用可能です。(公開までしばらくお待ちください)

 

 

2011/08/08 fulmo リリース

20110804_111

いつもtracpathをご利用頂き誠にありがとうございます。 本日は、Trac/Trac Lightning/tracpath と連携する「スクリーンキャプチャー&バグレポート登録ツール:fulmo(フルモ)」のリリースを行いました。

fulmo(フルモ)とは、オープングルーヴが作った、高速・シンプルで使いやすい、オープンソースのバグ報告ツールです。fulmoは、品質管理チーム・テスター・開発者のためのツールであり、開発しているWebアプリケーションのバグをすばやく報告することが出来ます。fulmoは、Google Chrome や Firefox のブラウザ拡張ツールです。
MIT ライセンスにもとづいて利用できるオープンソースです。

詳しい使い方はダウンロードはhttp://tracpath.com/fulmo/をご確認下さい。

Wiki.cikloneに管理者ガイドを追加

こんにちは。wiki.cikloneを担当しています、hayashidaです。

暑い日が続きますね。お元気にお過ごしでしょうか?私は既に今年2回程この暑さにやられましたよ。水は気を付けて飲んでいたのですけどね。塩分忘れてました・・・ダウンした翌日梅干持って行った所、一日けろり。先人の知恵は素晴らしいです。皆様も本当にご自愛下さいね。
Wiki.cikloneはサイクロンのマニュアルを掲載しています。
さて、今回のWiki.cikloneからのお知らせですが、管理者ガイドを追加しています。(進行形)

管理者ガイド

管理者ガイドではクラウド型バージョン管理cikloneの初期設定や管理コンソールの設定方法について記載しています。
情報は随時更新中です。

チケットのメール通知に関わる設定


ciklone管理者ガイド内に、これまでご質問の多かった、チケットのメール通知に関わる設定[notification]の説明を作成致しました。
通知に関わる設定
cikloneのチケット作成時・更新時のメール通知例 ⇒⇒⇒

cikloneFAQ

また、メールの通知に関わるFAQとして
チケット更新情報を任意のメールアドレスに通知したい
も併せてご活用下さい。

興味あるかもと思われた方はいつまでの無料のフリープランから試してみて下さい。今回のcikloneバージョンアップでフリープランで作成出来るリポジトリ数が「1」→「3」に増えました。


cikloneのフリープランは初期費用も月額利用料も全て無料です

では、また。wiki.cikloneで更新した情報を紹介しにきます。ありがとうございました。

2011/06/17 tracpathが掲載されました

20110616

tracpathが掲載されました。

「クラウド型バージョン管理ホスティングサービス「tracpath」Git、Mercurial に対応 」掲載頂きありがとうございました。

ciklone:チケットを一括でインポート – TicketImportPlugin

サイクロンで要望の多かったチケットを一括でインポートする機能が利用できるようになりました。Excelファイルやカンマ区切り(CSV)ファイルから一括でチケットをインポートすることが出来ます。

残念ながら、Excel 2007には対応していません。。。

特徴

  • ExcelやCSVから大量のチケットを一括で登録・更新できる
  • 登録前にプレビューとヒント表示
  • カスタムフィールドに対応

少し仕様がややこしいですが抑えておきたいポイント

  • 1行目はインポートする項目名(チケットの英字名称)、2行目以降はインポートしたいデータ
  • ticket(チケットNO)と概要(summary)をキーとして扱います。概要(summary)が同じ、またはチケットNO(ticket or id)が同じ。データが存在する場合、既存のチケットデータを更新します。
  • この機能により、チケットをエクスポートし、Excelで編集、再度インポートが可能です。
  • 必須項目 : 概要(summary)のみ

利用できるフィールド(カスタムフィールドも可能)

  • チケットNO : ticket または id
  • 概要 : summary
  • 報告者 : reporter
  • 担当者 : owner
  • 詳細 : description
  • 分類 : type
  • 状態 : status
  • 優先度 : priority
  • マイルストーン : milestone
  • コンポーネント : component
  • バージョン : version
  • 解決方法 : resolution
  • キーワード : keywords
  • 関係者 : cc
  • 作成日 : time
  • 更新日 : changetime

 

スクリーンショット

プロジェクトの管理タブをクリックして、管理メニューに「チケットインポート」が表示されます。

Excelファイルをインポートしたいデータで作成します。(サンプルデータは MS Excel 2003にて作成)

ファイルアップロードすれば、自動でプレビュー画面が表示されます。問題なければインポートを実行します。

ciklone-sample-ticketimport

Trac Plugin:TicketImportPlugin