質問:バックアップ対策を教えてください。
ご利用者より頂いた質問は、サイクロンのデータ保護として実施しているバックアップ対策について教えてください。です。
回答
サイクロンがデータ保護対策として実施しているバックアップについて説明します。
サイクロンは AmazonEC2 クラウド上でサービスを提供しており、Amazon Web Service が提供しているストレージのスナップショット機能を利用して最大限利用者データ保護を実現しております。
このエントリーでは、利用者データの保護、バックアップの仕組みについて説明いたします。
バックアップには3種類の仕組みがあります。
- オペレーティングシステム全体のバックアップ(スナップショット)
- ユーザデータを保護するオンラインバックアップ
- 利用者によるデータバックアップ
サイクロンはこれらのバックアップを提供しています。
さらに、バックアップサイトを複数箇所用意することで何重にもデータ保護の仕組みがあります。
1. オペレーティングシステム(OS)全体のバックアップ
Amazon Web Service が提供しているOS全体をイメージデータとしてバックアップする仕組みであるスナップショット機能を利用します。
このスナップショットは6時間毎に1回実施され、約30日間のスナップショット履歴データを保持しています。
OSのデータを保護するためのバックアップとなります。
2. ユーザデータを保護するオンラインバックアップ
利用者データはデータベースに格納され、オンラインバックアップ(サービスを停止せずにデータベースのデータをバックアップする機能)しています。このオンラインバックアップは1日に3回実施され、約30日間のバックアップ履歴データを保持しています。
システムの障害やクラウドサービスの設備障害等、万一の事態に対する備えとして自動実行されているバックアップとなります。
3. 利用者によるデータバックアップ
利用者が好きなときにデータをバックアップし、利用者環境に保存することができる機能を提供しています。このバックアップはシステムが自動で行うバックアップ(1,2)と異なり、利用者自身が実施する必要があります。
また、利用者によるデータバックアップは再利用が可能なデータ形式となっており、サイクロンはもちろんサイクロン以外にも復元することが可能です。
以上のバックアップ対策により利用者データの保護に努めています。
サイクロンのバックアップは以上のようなサービスを提供しています。
ご質問等がありましたらお問い合せ下さい。