こんにちは、先日サイクロンの1.10-RELEASEを実施しました。
今回は開発チームで1.11-RELEASEに向けた「イテレーション計画」が決まったのでその一部をご紹介します。
最近、Amazon EC2のアメリカ東海岸にあるデータセンターが落雷による影響でサービスダウンが発生したり、レンタルサーバの大規模なデータ喪失が発生したりで、サービスの継続性と保護という基盤になる部分について改めて考えさせられました。
このような障害は過去にも起こっており、企業としてどれだけ対策していれば安心してもらえるのか、どこまで対策するべきなのか、悩みはつきません。
サイクロンがシステムとして実施しているデータの安全性と冗長性については、セキュリティ対策とセキュリティ管理で説明していますが、利用者から「自分のデータをバックアップしたい」「データをローカルに保存しておきたい」というお問い合わせを頂いておりました。
今回、開発チームでイテレーション計画作成を実施したときに最初に優先度を上げてやるべきとなった項目が「ユーザによるバックアップ機能」の提供でした。
これまではチケットのみ、リポジトリのみをローカルに保存することはできましたが、バックアップではありません。
1.11-RELEASEでは、「ユーザによるバックアップ機能」をご提供します。
この機能により
- サイクロンが提供しているシステムバックアップ(データ保全のため)
- に加えて、ユーザによるバックアップが可能になります。
利用者にとって使いやすく、セキュアで安定したサービスを提供できるようこれからも良いサービスを提供していきます。どうぞご期待ください。
ピンバック: ユーザデータのバックアップ機能 « ciklone.com