trac でプロジェクトを運用をするのが初めての方などは特にですが、「チケットって何を書けばいいの?」となることが多いとおもいます。
私も初めて使ったときはチケットとはどういうものかよくわからなかったものです。
雛形があればどうにかチケットを書くことができるのではないか。
そんなプラグインなんて・・・ありました!
今回はチケットのテンプレートを作成できるプラグイン Trac Ticket Template Plugin をご紹介いたします。
インストール
1. リポジトリからチェックアウト
svn co http://trac-hacks.org/svn/tractickettemplateplugin/0.11 TracTicketTemplatePlugin
2. 翻訳、egg の作成
cd TracTicketTemplatePlugin python setup.py compile_catalog -f python setup.py dist_bdist
2. プラグインを使いたいTracEnvのpluginsにコピーします
cp dist/*.egg /path/to/tracenv/plugins/.
4. trac.ini に以下を追記します
[components] tickettmplate.* = enabled [tickettmplate] field_list = summary, description, reporter, owner, priority, cc, milestone, component, version, type enable_custom = true
5. trac をアップグレードします
trac-admin /path/to/tracenv upgrade
以上でインストールは完了です。
ではチケット登録画面を見てみましょう。
デフォルトで登録されているテンプレートがロードされました。
チケットのタイプを変更するとタイプに合わせたテンプレートがロードされます。
デフォルトのテンプレートは管理画面から変更することが出来ます。
編集が完了したらもう一度チケット登録画面を開いてみましょう。
デフォルトのテンプレートが反映されていますね。
ちなみに右側にある「作成」ボタンを押すとカスタムテンプレートを保存することができます。
状況に合わせたテンプレートを作っておくとチケット登録の作業が楽になりそうです。
Trac Ticket Template Plugin のインストールと解説は以上です。
それではよいTracライフを。
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