ciklone blogをご覧の皆さま、こんにちは!
ホウレンソウという言葉を御存知ですか? 仕事を円滑に進めていく上で「報告、連絡、相談」をすることが大事だということを部下に教えるために、「報・連・相」という言葉ができたようです。部下の教育のためにもきちんと理由を説明して、ホウレンソウの重要性を説明することが必要です。
ソフトウェアのプロジェクトでチーム開発を円滑に進めるコミュニケーションツールは何がよいのでしょうか?
今回は、cikloneのコミュニケーション環境を中心にご紹介したいと思います。
チーム開発を円滑に進めるには
マニュアル作成担当のAさんがcikloneにログインすると、まず最初に、ダッシュボードが表示されます。この画面では、遅延したマイルストーン(期限付の予定)、プロジェクトの進捗状況が一目でわかります。
例えば、
- 1.2-リリースのために 32%完了。期日まで2週間しかなく、73項目のタスクがある。他チームからサポートが必要だ
- システムテストは35%完了しているが、予定より3日も遅れている
- 移行作業にまだ着手できていない、これは前工程の環境構築が終了しないと着手できない。
このような全体としてのプロジェクトの流れを把握した上で、Aさんは自分のプロジェクトを表示し、そのプロジェクトの進捗状況をこんな具合に確認できるのです。
- テスト計画作成は35%完了しているが、予定より1日遅れている
- 昨日までの進捗状況としては、トップページの説明文の修正、用語の修正・・・今週末までに完了させれば大丈夫・・・
この作業内容を確認しながら、Aさんは、仕様書をもとにテスト計画を作成する、という今日の作業を進めるわけです。
Webブラウザでソフトウェア開発に関連する議事録、備忘録、メモを簡単に共有していますので、今日の作業に必要な仕様書もそこにあります。cikloneはプロジェクトの成果物やドキュメントについても、常に最新版の仕様書がWeb上にあるので、「古い仕様書を見ていて変更があったのに気付かず手戻り作業が発生する」、ということはなくなります。( ファイルのバージョン管理)
ところが、Aさんは、仕様書に重大な誤りを発見しました。現在テスト中のシステムの画面定義が仕様書での規定と異なっていたのです。この場合には、問題点を他のシステムテスト担当に連絡することができます。
これにより、システムテスト担当者にタスク(作業)を割当てることができますので、システムテスト担当者はcikloneにログインしたとき、自分のダッシュボードにタスクが割り当てられた理由と誤りを確認することが出来ます。
おわかりいただけましたでしょうか?
- プロジェクトの全てを関係者で共有する開発プラットフォーム
- ソフトウェア開発に関連する情報を関係者で簡単に共有できる環境
- 関係者全員が協調・反復アプローチで開発するための環境
- ソフトウェアテストについて関係者で議論できる環境
- チーム内の進捗、作業状況をトラッキングできる環境
これらのコミュニケーションの環境こそ、効率的なソフトウェア開発のために重要だと私達は考えています。
皆さんのチームで是非、cikloneの導入を御検討下さい。