みなさんはソースコードをどのように管理していますか。
バージョン管理システムを使っている方やファイルサーバに日付を付けたフォルダで管理している方、台帳で管理している方、様々な方法でやりやすい方法で管理していると思います。
本ブログではソースコードの管理にバージョン管理を使ってみたいけど、次にどうすればよいかわからないという方に向けたファーストステップになるような説明をします。
まず、「バージョン管理」とは時間の経過と共に変更が加えられる、プログラムのソースコードやドキュメントなどの各種リソースの作成日時、変更日時、変更点などの履歴を保存しておきます。何度も変更を追加されたファイルでも、過去の状態や変更した人、変更内容を確認したり、過去に遡って状態を復元することができます。
チーム開発によるメリット
- 作成日時、変更日時、変更点の履歴を保管
- 過去バージョンの変更履歴を確認し、変更前の状態に復元
- チームでの共同開発サポート
- 複数のメンバーが同時に複数ファイルを変更
- 同じリポジトリ(作業コピー)を簡単に共有
- 最新のソースコードを保証
- すべてのファイルをマスタリポジトリで一元管理
このようにバージョン管理のメリットは理解しているけど、これまでのやり方を変えて導入することが難しい。
バージョン管理システムの導入を検討しているけど、用語が特殊であったり、機能が複雑と感じて導入に躊躇している。などの声を聞きます。
すぐに社内のプロジェクト標準ツールとして導入することは難しいかもしれませんが、1人での開発、2,3人のチーム開発という小さい単位で使ってみることをお勧めします。実際に導入され、開発ツールとして浸透し、無くてはならないツールとなるのは数ヶ月かかるかもしれません。バージョン管理を導入された方からの声をまとめたページがあります。
最近のプログラミング環境では必須と言われているソースコード管理。
オープンソースでは有名なソフトウェアがたくさんあります。一度使ってみてはどうでしょうか。