trac でプロジェクトを運用をするのが初めての方などは特にですが、「チケットって何を書けばいいの?」となることが多いとおもいます。
私も初めて使ったときはチケットとはどういうものかよくわからなかったものです。
雛形があればどうにかチケットを書くことができるのではないか。
そんなプラグインなんて・・・ありました!
今回はチケットのテンプレートを作成できるプラグイン Trac Ticket Template Plugin をご紹介いたします。
trac でプロジェクトを運用をするのが初めての方などは特にですが、「チケットって何を書けばいいの?」となることが多いとおもいます。
私も初めて使ったときはチケットとはどういうものかよくわからなかったものです。
雛形があればどうにかチケットを書くことができるのではないか。
そんなプラグインなんて・・・ありました!
今回はチケットのテンプレートを作成できるプラグイン Trac Ticket Template Plugin をご紹介いたします。
社内標準でTracベースのバグ管理システム cikloneを使い始めてかなり経ちます。
使っていく中で、多いのがプロジェクトによってはいつも同じページを参照していて、そこにショートカットが欲しいなー。
というものです。
とはいえ、自分の為にWikiStartにリンクつくるのもどうかなと思うし。。
そんなわけで、Tracにブックマーク機能を追加する、BookmarkPlugin を作りました。
レポジトリからインストールします。0.11と0.12で動作検証済みです。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/bookmarkplugin/0.11/
ブックマークプラグインをインストールして、enableしたら、ログインしましょう。
ログインすると、コンテキストメニュー(グローバルメニューの下) に灰色の星マークが表示されます。
灰色の星マークをクリックすると、黄色に変わります。
これでブックマークされました。右端の “Bookmark” というリンクからプルダウンで該当のページに行くことができます。
黄色の星マーククリックで削除です。
“Bookmark” リンクそのものは /bookmark というページにリンクしていて、ブックマークの一覧を表示します。
BookmarkPluginは初めてtrac-hacks に上げたプラグインなのですが、VotePluginを参考にして作りました。
Tracの日付入力はテキストボックスでめんどくさいな。。と思ったことが誰でもあるはず。
カレンダーポップアップ プラグインはそんな悩みを解決してくれる、はず。。
easy_install でインストールですね。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/calendarpopupplugin/0.11/
wiki のHowto をみて設定してみます。
「まずは、ポップアップを表示したい input field のHTML-IDとファイル名を特定しましょう。」。。。もしかして、自分で1づつ指定しないといけないんですね。。
とりあえず、例の通りにやってみます。
[calendarpopup] ids=duedate=MM/dd/yy << これがDOM ID files=milestone_edit.html << これがファイル名
どうやら、マイルストーンの期限にポップアップをつけるようです。
設定したら、マイルストーンページを確認してみます。
MM/DD/YY で入力できましたね。
他に日付入力を探してみたんですが、意外とないです。。
マイルストーンの完了日は 時間も入力することになっていますが、ここにもポップアップを設定してみます。
以下のように入力します。
files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate,duedate=MM/dd/yy
フォーマットが。。。。そのまま更新したらエラーになってしまいました。。
フォーマットは id ごとに指定していくことになっているみたいです。
files
- milestone_edit.html
ids
- completeddate=MM/dd/yy,duedate=MM/dd/yy
チケットのカスタムフィールドで期限とか運用しているととっても便利な気がします。
awesome attachments とはなかなか勢いのあるネーミングです。
何がすごいと言ってるかというと、チケットへのファイルの添付をチケット作成前にできる。ということみたいです。
たしかに、tracではチケットに添付ファイルをつけるときは一度チケットを作ったあとに添付しないといけないので、画像を添付するときは
1. チケット作成
2. 画像ファイルを添付
3. 画像ファイルを展開するマクロ [[Image()]] をチケット本文に追加
みたいに面倒な感じでした。
0.11 版だけしか提供されていないですが、インストールしてみます。
まずはeasy_install コマンドでインストールします。
> easy_install http://trac-hacks.org/svn/awesomeattachmentsplugin/0.11
trac.ini には [components] セクションに2行書き足します。
この辺、マニュアルの通りですね。
trac.ticket.web_ui.TicketModule = off awesome.awesomattachments.* = enabled
では、チケットを作ってみましょう。
チケット作成画面にアップロード用のフォームが追加されています。
プラスボタンで複数添付もできるようです。
画像をアップロードすると、なんと本文に自動的に Image マクロが追加されました。うーん、これは便利。
そんなわけで、チケットを作ると、画像が開いた状態で表示されます。
これはなかなか便利かもしれません。