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Git と Subversion 2大バージョン管理システムのクライアントツール解説

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こんにちは、あなたの開発チームはどちらのバージョン管理システムを利用していますか。
Git でしょうか? Subversionでしょうか?

最近利用を開始したユーザーからは分散バージョン管理システムである「Git」「Mercurial」の利用やお問い合わせを頂きます。tracpath のサービス開始時は、Subversion のみに対応していたためSubversionを利用しているプロジェクトが圧倒的に多いのが現状です。

 

では、クライアントツールはどうでしょうか。

 

LinuxやCUIに慣れたユーザーは、Git,Subversionをすべてコマンドラインで操作した方が分かりやすいし、何よりも操作性、処理速度が速いという意見があり、クライアントツールとして利用します。

 

「ターミナル(コマンドライン)があればほとんど他のツールはいらない・・・」

開発者は毎日ソースコードにアクセスするためにバージョン管理システムを利用する事になります。

使い慣れたツールがもっとも開発効率が高くなるため新しく分かりやすいツールがリリースされても移ることは少ないと思います。

 

でも、初心者やバージョン管理システムを使い始めたばかりのユーザにとって、GUIを持つアプリケーションの使い勝手はとても良く、多くの便利な機能と視覚的なサポートがあり利用する人を増やしています。

 

結局、どのようなツールを使うかではなく、「何を開発するのか」「ツールで目的が達成できるのか」が重要になってくると考えます。

 

これからバージョン管理を使ってみようと思っている方を対象に、Gitのクライアントツールで有名な「TortoiseGit」と「Git Extensions」を使ったバージョン管理の基礎勉強(チュートリアル)とSubversionのクライアントツールで有名な「TortoiseSVN」の基礎勉強(チュートリアル)を紹介します。

 

このチュートリアルをレッスン1から実行することで、基本的なバージョン管理の機能を試すことが出来ます。チュートリアルは30分〜1時間くらいですが膨大なマニュアルを読む前に仕組みを把握することが出来ますのでぜひ挑戦してください。

 

Subversion:TortoiseSVN

TortoiseSVN の基礎勉強 ~ TortoiseSVN によるバージョン管理 ~

Git:TortoiseGit

TortoiseGit の基礎勉強 ~ TortoiseGit によるバージョン管理 ~

Git:Git Extensions

Git Extensions の基礎勉強 ~ Git Extensions によるバージョン管理 ~

 
 

Subversionのリポジトリを履歴保持したままcikloneに移行する方法

Suvbersion / Git / Mercurial のリポジトリを tracpath にインポートする機能がリリースされております。外部リポジトリをサイクロンに移行(Git / Subversion / Mercurial) をご確認ください。
以下のエントリーは古い情報となります。


こんにちは。

サイクロンをご利用されている皆様よりよくあるお問い合わせ内容について、これまで社内開発で利用しているリポジトリをサイクロンのリポジトリに移行したい。というお問い合わせがあります。

リポジトリには、コミットログ、ソースコードの差分、コミットしたユーザなど多くの情報が記録されており、プロジェクトの大切な資産の1つです。開発環境が変わったり、クラウドサービスを利用し始めたり、ソフトウェア開発のインフラはセキュリティが担保された上で、より便利で効率的な方法に移行することがあります。

このとき、これまで開発で利用していたリポジトリを新しい環境に移行して、開発を継続するための方法をバージョン管理システム Subversion,git,mercurialに合わせて手順を説明します。

現バージョンのサイクロンではユーザがSubversionの移行をするためには、データを当社に送付して頂く必要があります。今後のバージョンアップでユーザによるデータ移行が可能になります。ご期待ください。

Subversion の移行

はじめに

Subversionリポジトリをサイクロンに移行します。リポジトリの履歴を含めたデータの移行方法について説明します。履歴を含めない場合、エクスポート・インポートコマンドによりリポジトリの移動が可能です。

Subversionの場合、ユーザのみで移行するための機能が実装されていないため以下の手順となります。

  1. (ユーザ)のリポジトリからダンプファイルを生成
  2. ダンプファイルを当社に送付(セキュアなファイル受け渡し)
  3. ダンプファイル受領後、約1営業日内にユーザ領域にインポート
  4. あなたのアカウントでサイクロンにログインし、リポジトリを確認

1. リポジトリからダンプファイルを生成

サイクロンに移行したいリポジトリを svnadmin コマンドを使ってダンプします。

svnadmin dump  >
svnadmin dump /var/svn/project-1 > project-1.dmp

複数リポジトリがある場合、各リポジトリ毎にダンプファイルを作成してください。
ユーザの環境はWindows/Linuxどちらの環境でも問題ありません。OSに関係なく移行することができます。

2. ダンプファイルを当社に送付

ダンプファイルを当社に送付頂きます。送付前に当社にご連絡ください。
セキュアなファイル送付方法を提示いたします。

当社に送付頂くデータの扱い

にて説明しています。ご希望があればNDA(秘密保持契約)も可能です。お問い合わせください。

3. ダンプファイルのインポート

ユーザから送付されたダンプファイルを受領後、利用者のアカウントにインポートします。
これは約1営業日内の作業時間が必要となります。ご了承ください。

4. 通知とご確認

インポートが正常に完了後、ユーザに通知いたします。通知を受けましたら利用者のアカウントでサイクロンにログインしてください。
正常に移行されているか確認をお願いします。

さいごに、サイクロンのリポジトリURLからチェックアウトを行います。正常にチェックアウトされれば移行作業は完了となります。

Trac プラグイン : Ticket Changesets Plugin

trac と subversion を用いてプロジェクトを管理していて、subversion で管理しているソースをコミットする時

チケットの参照

refs #1, #2
  * commit message

チケットの解決

fixed #3
  * bugfix

などのメッセージを入れるかとおもいます。
このコマンドをメッセージとしてコミットすると対応するチケットのコメント欄は下図のようになります。


数個のコメントならいいですが、たくさんのコメントが付いた場合どのチェンジセットがこのチケットに関わるものなのかわかり辛くなります。

そんなときに便利なのがこのTicket Changesets Plugin です。

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