マイルストーンの有効活用についてエントリーを作成しました。
tracpath のマイルストーンは1つの達成したい目標を指します。プロジェクトでは達成したい目標に向かって、ステップ毎に計画を立てて実行していきます。実行後、検証を行って新たな計画を立てていく。このようなサイクルでプロジェクトを進めていきます。
サイクルの一区切りとなるマイルストーンをうまく利用することで、あなたのチーム内においてプロジェクトを整理することができます。
tracpath は弊社が開発に関わっているオープンソースの Trac をエンタープライズ向けに提供しているクラウドサービスです。
Trac / tracpath を使ったマイルストーンの使い方を見てみましょう。
マイルストーンの利用例
EC-Cube
EC-Cube オープンソースのECサイト構築システムの開発で利用
http://svn.ec-cube.net/open_trac/roadmap
WordPress
WordPress オープンソースのブログ管理システムの開発で利用
http://core.trac.wordpress.org/roadmap
tracpath
Git/Mercurial/Subversion クラウド型プロジェクト管理サービス
http://tracpath.com/
マイルストーンの使い方
ご紹介したオープンソースプロジェクトは、マイルストーンを「次回リリース」「次々回リリース」「未計画」に分類して管理しています。
次回リリース/次々回リリース
- 次回計画している予定
- 計画と方針
- 機能(チケット)
- 完了・未完了のチケット
が分かるようになっています。
開発チーム内で情報共有し、自分たちが進むべき道を示しているマイルストーンを有効に活用することで得られるメリットはとても大きいです。マイルストーンに紐つけられたチケットによりタスクや課題の状況、マイルストーンの全体進捗率、残っている課題が一目で分かります。複数チームの場合、チーム毎にマイルストーンを設定することもできます。
tracpath はあなたのチームに合わせた柔軟な運用スタイルにあわせて利用できるように、使い方に特別な制約がありません。チームの開発方針や確立したスタイルを変えなくてもすぐに活用できるように設計されています。