こんにちは。今回はオープングルーヴが開発したオープンソースのブラウザアプリケーション「fulmo(フルモ)」が大幅にバージョンアップしましたので紹介します。
fulmo はブラウザ専用のスクリーンキャプチャーとBTSへのバグレポート機能をもっています。これまでの機能は
- Webアプリケーションのスクリーンショットを作成し、BTS(バグ管理)に登録
- BTS(バグ管理)に新規チケット登録
- 複数のサイトを管理、いつでも切替
- Trac, Trac Lightning, ciklone に対応
- 右クリックメニューやツールバーのアイコンからすばやくチケット登録
- 対応ブラウザ: Google Chrome 12 以降、Firefox 3.6 以降 (IE、Safari、Opera には対応しておりません)
でした。今回、fulmo 1.0 に追加された機能は利用者から要望の多かった
- Redmine 1.4/2.0 対応
- 画像の編集機能
- 図形描画(丸、四角など)
- テキスト、ぼかし、直線、自由線
- 保存、ライブラリ・スタンプ機能
- ドラッグ & ドロップによる添付 (TracDragDrop プラグイン導入サイトのみ) や保存 (Chrome のみ)
- などの基本的な画像編集機能が備わっています。
- ドラッグ&ドロップでファイルを保存とチケット添付
スクリーンショット
開発の現場で必要な機能が追加され、これまで以上に使いやすく開発を強力にサポートします。
ダウンロードはこちらをご覧ください。
インストールについて(環境別)
fulmoを利用するためにはご利用の環境に合わせたfulmoプラグインをインストールしてください。
ciklone以外のBTSである、Trac / Redmine で利用する場合はサーバにプラグインをインストールする必要があります。fulmoはWindows / Mac OSXのどちらでも利用する事ができます。
ciklone(サイクロン)で利用する場合
cikloneでfulmoを利用するためには、ブラウザアドオン(拡張)をインストールするだけで利用することができます。
- Firefox で利用する場合、http://ciklone.com/fulmo/addon/fulmo-firefox-1.0.xpi からインストールします。
- Google Chromeで利用する場合、Google ウェブストア「fulmo」からインストールします。
- ciklone オンラインドキュメントに詳細な説明があります。
Trac/Traclightningで利用する場合
Tracでfulmoを利用するためには、サーバ側にTracのXML-RPCプラグインをインストールする必要があります。
ご利用環境に合わせてTracにプラグインをインストールしてください。Trac LightningはXML-RPCプラグインがインストール済みのため、導入済みのプラグインが「有効」になっていることを確認してください。
確認方法は、管理アカウントでTrac Lightningにログインして、「管理」-> 「プラグイン」 -> 「tracxmlrpc1.1.2-r9970」が有効になっていることを確認します。
Redmineで利用する場合
Redmineでfulmoを利用するためには、サーバ側にRedmineの「redmine_fulmo_helper」プラグインをインストールする必要があります。このプラグインは当社がオープンソースにて開発・提供しています。
redmine_fulmo_helperの詳細な情報やソースコードはgithubをご覧ください。
fulmoのオンラインドキュメントはこちらをご覧ください。
Redmineプラグインやfulmoについてのお問い合わせはこちらからお問い合わせください。
皆様のご意見によりさらに使いやすく改良していきます。
ピンバック: 2分でfulmoの便利な機能を理解する ‹ ciklone.com